子どもがお稽古を始めるときにお母さんがきちんと把握しておきたいのが、今後必要になる費用についてです。 お稽古1つだけで高額になる場合はあまりないですが、いろいろと幅広く習わせたいと思うと毎月のお稽古代がバカになりません。
毎月のお月謝はもちろんですが、それだけではない出費もきちんと把握しておきたいところです。 ではダンスを習うと、費用としてどんな負担が考えられるのでしょうか?
まず、お教室に初めて行ったときにかかる「体験レッスン費用」です。 通常のレッスン代よりも割安に設定されている場合がほとんどですが、初回の1回のみ有効のシステムです。 だいたい1000円前後でしょうか。 この1回で、きちんとお教室を見極めなければいけません。
見学は何度でも無料でさせてもらえるはずですから、何か所かお教室の見学をしてから体験レッスンをしてもいいかもしれません。 先生の雰囲気や方針、生徒さんの雰囲気もしっかりみておきましょう。
いざお教室を決めたら「入会金」が必要になります。 入会金としては1万円ほどかかるかもしれません。 ネットで申し込めば安くなったり、お友達に紹介してもらえば安くなる場合もあるので、キャンペーンなどもしっかりチェックしたいところですね。
ここから、毎月のお月謝がかかってきます。 それぞれのお教室のシステムによるので、きちんと確認しましょう。 週1回のクラスなのか、2回のクラスなのかによってお月謝が変わってきます。 またスタジオが違えばレッスン時間の差もあるので、単純に値段だけで判断せずに時間も考慮して考えてください。 もちろん、時間が短くても質の良いレッスンをしていれば価値のあるレッスンです。
時間が長くても、子どもの集中力が明らかに切れているのにダラダラとレッスンするのはあまりいいレッスンとは言えませんからね。 お月謝をお支払する価値があるのか、納得してからお教室を決めてください。
基本的には毎月のお月謝だけで充分ですが、お稽古を始めるとレッスン着が欲しくなります。 次に必要な費用が「レッスン着代」です。 バレエならレオタードやバレエタイツ、バレエシューズも必要です。 他のダンスでもレッスン着はTシャツなどでよいのですが、シューズ代はかならずかかります。 ジャズダンスならジャズシューズ、タップダンスならタップシューズ。 ヒップホップダンスなら室内履き用のスニーカーを専用に用意する必要があります。
靴やレッスン着が小さくなったら新しい物が必要ですし、常に必要な費用と言えます。
また定期的に発表会があれば出演費が必要ですし、衣装代も必要かもしれません。 お金だけですめばいいですが、衣装をお母さんが手作りしなくてはいけない場合もあります。 費用だけでなく、労力も必要です。
何か新しい事を始めさせるには、お金もエネルギーも必要なのです。 毎回のレッスンの送り迎えや、交通費がかかる場合も当然自己負担となります。 それでもお稽古をやらせてあげたいな、と思うのは、何よりもお子さんの成長のためですよね。
お母さんが頑張った分、お子さんは成長を見せてくれてきちんと返してくれるはずです。 家に閉じ込めておいても成長しませんからお子さんに合うお教室を見つけてあげて、たくさんのことに挑戦させてあげてくださいね。
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2024/11/21 更新