テストの結果。子どもが60点をとってきました。「え、60点!なんでもっと高い点数取れなかったの!」と言うお母さん・・・・子どもとしては頑張った結果の点数、なのに破壊的なこの発言!
それから子どもは「努力する」ということをしなくなりました。親の思いとはうらはらに勉強しなくなったので学力は低空飛行・・・
一方のプラス思考のお母さん
「60点、やったね~!半分の50点以上取れたね。頑張ったね。お疲れ様」というお母さん。努力を認められたので脳にエンジンがかかり頑張って勉強するようになりました。
プラス思考のお母さんの子ども、猛勉強の結果、次のテストで80点取れました。ところが、うっかり口を滑らしてしまいました。ひょんなことからクラスの平均点は90点ということを耳にしてしまっていたのです。
「え!平均点以下?なんで平均点いかなかったの。もっと頑張ればよかったのに・・・今度はもっと頑張ってね!」
子どもはやる気をなくしてしまいました。
次のように言えばよかったのです。「前は60点だったのに今回は80点、20点も上がったね、素晴らしい!」
“頑張ろう”と言う言葉は「今は頑張っていない」という意味にも捉えられてしまいます。ですから時と場合によってはよくない励ましの言葉。
「頑張れ」という励ましの言葉をかける際、次の目標などを一切言わずに、ただただ努力したことを讃えるだけにしましょう。何か一言加えたくなりますが、そこはぐっとこらえてください。