教育[725]

【テーブルに足】躾(しつけ)はいつから始めるべき?【本を破く】

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執筆者:立石 美津子
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さて、困ったことに小学校の先生の中にも躾のタイミングを逃してしまう先生がいます。何をやっても愛おしく思い、つい見逃してやってしまう、そんな慈愛に満ちた先生「まだ、担任になって日が浅いから子どもとの信頼関係が出来てから躾をはじめよう」と考え、立ち歩いたり騒いでもほっておき、そのまま授業を続けます。

4月に新年度が始まって6月以降に躾を開始、ところが手遅れ。よそ見をしてふざけていても放っておく、すると隣の子にちょっかいを出す、隣の子どもも真似をする、また、隣へと伝染、こうしてクラスは崩壊へ。
 
この段階でどうしようもなくなって「お喋りしてはいけません!」と今までずっと許していたことを大声を張り上げて怒鳴ったり、注意をします。子どもも今さらこうしろと言われても、いったん身に付いた悪い習慣を簡単に直すことなんて出来ません。

躾は初日が大切。クラス運営も子育てと一緒ですね。

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