生まれてきた赤ちゃんは、自分でトイレに行くことができないので、 オムツをします。しかし、赤ちゃん(乳児)から幼児に変わっていく段階で、 必ず通るべき道があります。
それがオムツはずし。つまりトイレトレーニングなのです。
それが、幼稚園に入るタイミングでなかなかオムツが外れなくて困った というお母さんの悩みも結構多いのです。どういった方法で外すことができるのでしょうか?
●どういったタイミングでトイレトレーニングをする?
家で毎日過ごしているなら、おむつをお母さんが交換してあげれば済むことです。 でも、いざ幼稚園に入園となったら、先生は園児一人一人のオムツを 交換してあげたりはしませんよね。
幼稚園でも年中さんから入園する場合は、まずオムツは完璧に 外れている年齢です。 しかし、年少さんから入園する場合は、トイレトレーニングは しておいた方がいいでしょう。幼稚園によっては、万が一のために履かせるオムツを予備で持参するように という幼稚園もあるようです。
●オムツを外そうと考えたらなるべく早めに取り組もう
「入園まではオムツを外したい」と考えたとしましょう。 でも来年の4月からだからまだ大丈夫・・・、なんて簡単に考えていませんか?
オムツはずしは、一日でできるものではないのです。
個人差がありますが、子どもによっては、失敗することもたくさん。外そうと思ったら、早めに少しずつオムツ外しに関しての情報を得たり、 意識することも重要です。入園ギリギリになるまで、トイレトレーニングをしなかったことで、 焦ってしまったりすることのないようにしましょう。
●焦らず、寛容な気持ちで取り組もう
子どものオムツは、簡単にできるものではありません。 段階があるようです。
子どもが「オムツが濡れている」とか「おしっこをしたい」と上手に 伝えることができると、段階はかなり進んでいると言えます。逆に、濡れていることも、便意も上手く伝えることができず、いつものように オムツにしてしまうようなら、もう少し時間がかかりそうですね。
でも、そんな時にお母さんが焦ってしまったり、 失敗した子どもに対して怒ったりしないようにしましょう。ますます、トイレトレーニングが難しくなるのです。
●家でいる時にパンツで過ごさせてみる
オムツの時と違って、パンツ一枚になると履いた感覚の違いに 子どもは気づくでしょう。初めは失敗の連続でしょうが、パンツが濡れると気持ち悪いという ことを学習します。 また、尿意が分かってくるころになると「おしっこ」と教えてくれるように なるでしょう。そうしたら、すぐにトイレに行けるようにしましょう。
余談ですが、我が家の息子がトイレトレーニングを始めた時は、 トイレに息子の大好きなキャラクターの補助便座を毎日つけてトイレの 戸を開けていました。
そのキャラクターに会いたい息子は、用事もないのにトイレに会いに行ったり、 トイレに興味を抱くようになりました。 便意もなかなか伝える事が初めできませんでしたが、 「トイレに座ってみようか?」などとトイレに愛着をわかせることで、 トイレトレーニングを楽しいものと感じてくれたようでした。
パンツでのトレーニングはお母さんの洗濯も大変になりますが、 ほんのひと時の間、お子さんと一緒に楽しくトイレトレーニングを してみませんか?
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2024/11/25 更新