住宅[373]

【家づくり】施工力で比較する大切さ

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執筆者:前田 浩貴
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多くの方が何社も住宅会社を廻って、後悔のないように真剣に選んでいます。

私のところにも見学会や相談会や勉強会などにいらっしゃいます。その時に思う事があります。

重要なある事については、あまり見ていないように感じるのです。
 
家づくりは、3つの部分に分ける事が出来ます。

設計図を描く事

施工・管理をする事

アフターメンテナンスをする事
 
多くの方が「設計図を描く事」に意識が偏っている場合が多いのです。

具体的には、構造・工法・材料・間取り・デザインです。これらのパートについては、本当に細かい部分まで見ているのに、肝心の施工については、あまり相談されません。
 
例えば、断熱については、

グラスウールよりもロックウールがいいとか

吹き付け断熱は、どの種類がいいとか

セルロースファイバーは、防音性もあるとか

外断熱は、家全体が温ますとか・・・・
 
正直、そう言った素材性能の話よりも、圧倒的に施工能力の方が断熱性能に与える影響は大きいのです。
 
少しの隙間があれば、そこから結露して断熱性能は著しく低下してしまいますから。

これは、建築士ならだれもが知っている知識なのですが、一般の方は、知っている方が少ないのが問題なのです。営業マンも知らない場合もあります。
 
設計:施工=5:5 の重要性があります。でも、なぜか職人や現場監督には目がいかない方が非常に多いのです。私自身が、現場監督を今でもしているので強く感じるのかもしれませんが、それを差し引いてもです。
 
なぜだと思いますか?

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