1つは、あなたが住まいについて、ご家族と丁寧に話し合って設計者にそれを伝える事!
2つ目は、あなたの要望をしっかりと聞き、その背景にある事柄を感じカタチに出来る設計者と家づくりをする事!
ん~、まだ分かりにくいですね。では、実際の設計相談での事例を紹介しましょう。
前田「ご主人、住まいの要望を教えてください。」
ご主人「収納が沢山欲しいです。」
前田「どうして収納が欲しいのですか?」
ご主人「え?だって、部屋が綺麗になるじゃないですか・・・・。」
前田「確かに片付くかもしれませんね。何を収納しますか?」
ご主人「子供のおもちゃとか、雑誌・・・・。」
前田「意外と少ないですね。」
ご主人「すぐには思いつきません。」
前田「もう一度聞いて良いですか?どうして収納が欲しいのですか?」
ご主人「自分も家事に協力出来たらと思っています。」
ま、ちょっと会話を省略していますが、私は最後の一言が出る事が分かっていました。
通常、収納を要望されるのは奥様が多いのですが、この打合せではご主人が要望されました。
どうしてだと思いますか?