住宅[373]

【住宅】偽装のお話と見抜き方

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執筆者:前田 浩貴
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日本ウナギが絶滅危惧種に指定されたニュースはご存じでしょうか?(今年の土用の丑の日は7月29日でした。)

去年は、稚魚がすくなく産地の偽装も出ましたよね。
 
その他にも記憶に新しいのは、ホテルの料理でエビが偽装でしたよね。エビの名前は忘れましたが・・・・。

偽装って、色々な業界で起こっています。建築業界にも偽装問題は起こりました。10年程前になりますが、耐震偽装問題です。

建築基準法で定められる耐震強度が満たされていない建物を設計、施工して、監理してしまった事件です。

建築基準法の強度とは、

建築物の高さに応じて、高さを支える部分に作用する全体の地震力として計算します。

その数値は、固定荷重と積載荷重の和に高さにおける地震せん断力係数を乗じて計算します。その地震せん断力係数も計算式があります。
 
何だか難しそうですね。だから、この定めを「数十年に一度発生する恐れがある中地震」となっています。

マスコミでは「震度5強の地震で倒壊の恐れが無い建物」と報道されています。
 
ですから、基準法上では倒壊しなければよいので、壁にヒビが入ってもOKなのです。

つまり、建物は生命・財産を守れ、逃げられる時間があればよいのです。
 
耐震等級って聞いた事がありますか?

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