住宅[373]

【建築家への伝え方】どんな言葉で話せばいいの?

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執筆者:宮崎 洋
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例えば、『日だまりで読書』、『デッキでビール』、『畳で昼寝』、『ぐるぐる回れるリビング』、『屋根の上でお月見』、『中庭で昼寝』、『車を眺めるリビング』、『部屋の中の緑』、『光の壁』、『ドロドロでも入れる土間』、『景色の良いお風呂』、『外でもない内でもない場所』、『家族が笑顔の場所』など、何でも良いのです。
考えてだけでワクワクしてきますね。
 
そんな言葉には、力があり、夢があり、希望があります。建築は言葉で成り立っていると言っても良いかもしれません。希望を100%かなえる事は難しいかもしれませんが、私たちは、優先順位を決めて実現していきます。
 
しっくりくる住まいは、自分たちにしっくりくる言葉探しが重要になってくると思います。私たちは、そんな言葉を居心地の良い住まいに変えていく翻訳家なのかもしれません。そう考えると私自身、仕事がとても楽しくなります。
 
イメージを言葉にする事は、とても大事な事だと私は思っています。皆さん自身にとって大事な言葉探しをしてみてはいかがでしょうか。それが、住まいづくりの一歩になるのですから。

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