小学校で、あるいは英会話教室で英語を習うといっても、それほど高度な文を話すことはありません。
私の知る限りでは、複雑な文でもせいぜい「疑問詞」や「助動詞」が入ったり、時制では「現在進行形」あたりまでを何年も繰り返しやっているようです。
それは、小学生では「関係詞」「接続詞」などの節の感覚が捉えられないからだと考えます。
まして日本語では表現しにくい「完了形」はわかりません。
つまり、
「する」「している」「した」「していた」
を日本語で区別するのも困難な時期に、
「ずっとしている」「してしまった」「したところだ」「したことがある」
を区別することはできないのです。