教育[725]

幼少期から始める英語教育は小学校で活きるか

4,869VIEWS

執筆者:馬場 猛寿
3/3

「疑問詞」や「現在進行形」くらいまでなら、中1で終わります。「過去進行形」や「助動詞」を含めても、中2の1学期で終わります。
 
幼少期から英語を習っていた子が、中2の2学期あたりから急に「英語がわからなくなった」と言い出すのはこのためだと考えられます。
 
「それでも、やっていない子よりリスニングには慣れているはず」
 
と思われるかもしれませんが、私が調べたところ、語学的な耳の発達の臨界期(ある能力を習得する限界の年齢)は4歳だそうです。
 
それも、この4歳までに、毎日、しかも何時間も聞かなければ意味がないと言われています。
 
こう考えると、週に数時間、小学校や英会話教室で英語を習うより、中学受験の子どもたちのように、算数や国語の勉強で「思考力」を磨いた方が英語習得の近道かもしれません。

3/3

関連記事

教育総合ランキング2024/11/21 更新

門衛PC版へ 
ページのトップへ戻る