[塾]「大手予備校?地元の塾?個別指導?」大学受験のための塾選び

「大手予備校?地元の塾?個別指導?」大学受験のための塾選び

2015/02/26

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大学受験となると「予備校」というイメージがある人が多いのではないでしょうか。しかし、世の中には小さなものから大きなものまでさまざまな塾・予備校が存在します。その中からどこを選べば自分は大学に合格することができるのだろうか。

そんな悩みを抱える人に今回はアドバイスをしたいと思います。

<スケールメリットを求めるなら大手予備校>

大手の予備校には日本全国で何万人もの現役生・高卒生が通っています。それだけの人数の人が毎年様々な大学を受験するため、大手予備校にはその規模を生かした独自のデータが存在します。そのデータを活用して進路指導に役立てているので、かなり信頼度の高いものとなっています。また、大手ともなれば講師の数も非常に多くいます。テレビで見かける超人気講師から、テレビには出てないけどその予備校では絶大な人気を誇るベテラン講師まで、多岐に渡ります。ですから、その中から自分に合った講師を見つけられれば、とても充実した受験生活が送れることでしょう。

逆に、大手の場合は、生徒数が非常に多いため、人気の講師ともなると授業前後の質問対応に多くの生徒が殺到します。そうなると分からない所を気軽に質問できるといった環境にはなりにくい面はあります。また、講習の時期などは非常に混みあっているので、1つの教室に100~200人がひしめきあったり、自習室を利用するだけで行列をなして待たなければならないなどの悩みはあるようです。

<手厚さを求めるなら地元の塾>

よく見かけるのが「少人数制」をうたった進学塾ですね。こちらはテレビで宣伝をしているわけでもなければ、参考書を出版しているわけでもないので、ちょっと心配になってしまうかもしれません。そんな時はぜひ体験授業を受けてみてはいかがでしょうか。そのような塾の場合、体験授業などを随時受け付けているので、一度問い合わせてみると良いかもしれません。

基本的には少人数制の塾の場合、「定員○○名まで」という締切を設けているため、「人数が多すぎる」という懸念は一切いりません。また、生徒の数が限定されている分、講師やスタッフも自分に対してより多くの時間を割いてくれる可能性が高くなります。ですから、「たくさん質問をしたい」「生徒と先生の距離が近い方がいい」というタイプの人にはこうした塾が合うでしょう。ただ、講師は数人しかいないため、「自分には合わない人ばかりだ」と感じてしまった時には打つ手がなくなってしまうかもしれません。そういう意味も含めて、一度色んな先生の体験授業を受けて、実際に自分の目で判断するのが良いのだと思います。

<徹底的にオーダーメイドを求めるなら個別指導>

最後に簡単にではありますが、個別指導についても触れておきます。個別指導というと「1対1」「1対2」で自分の勉強をじっくり見てもらえるというメリットがあります。他の人の進捗状況に左右されずに、完全に自分のペースで勉強を進めていくことができるので、最も効率的な印象を受けますね。

しかし、その反面デメリットもあります。自分だけのペースに合わせるということは、自分のペースが緩んでいる場合は、いつまでたっても前に進まないということを意味します。集団授業であれば分からない部分が多少あっても前には進んでいきます。しかしその部分を後で質問さえすれば、問題なく解決することができます。個別指導では全ては自分次第となってくるため、少し刺激という点では不足する可能性があります。

<最後に>

「ここに通ったら必ず合格する」という保証はどこにもありません。「ここに通えば最後まで諦めずに頑張ることができる」と確信が持てるような塾を見つけることが最も重要なこととなります。そのためにも色んな所を見て、自身で判断できるようにしましょう。

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