家庭でも若い母親は「若者言葉」や「ラ抜き言葉」「間違った敬語」などで子どもに話しかけ、その上「命令と禁止」の言葉がほとんどであると言われ、その状況が更にひどくなっているといわれています。
家庭科の先生が「家庭科の教科書の言葉遣いをやさしくして欲しい」と要望したそうです。
社会科や物理、生物の教科書には難しい単語が随分あるのに、と思い先生に訪ねたら「生徒たちが、家庭科の教科書に出てくる言葉は塾で教えてくれないから」という答えが多かったからだそうです。実感を伴ってイメージ化される言葉として本当に理解していないということでしょう。
パソコンの普及で「言葉が揺らぐ」ということはありません。むしろ家庭では、「家庭科の教科書の言葉」を実感、概念を結び付けられるよう、パソコンをうんと使わせましょう。
教育総合ランキング
2024/11/23 更新