[リフォーム]【リフォーム業者の選び方】建築士が教える知っておきたいこと

【リフォーム業者の選び方】建築士が教える知っておきたいこと

2016/07/29

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今回お話するのは、リフォームやメンテナンスをお願いする業者の選び方についてです。

築10年すると外壁塗装をする時期になります。 訪問営業がキッカケだったりします。

築15~20年ぐらいすると、お風呂やキッチンを新しくしたくなります。 使えるけど、落ちない汚れや、古くなって気持ちよく使えなくなるのが理由です。

築25年ぐらいすると、子供部屋が必要なくなり夫婦2人の家として 暮らしやすくする為にリフォームをするか、2世帯住宅としてのリフォームや建て替えが必要になります。

この様に考えると10年ぐらいの期間で何かしら住まいのリフォームやメンテナンスが必要になります。そして、どの会社にお願いするのかを悩む事になります。 新築の時に経験した業者選びです。

新築してくれた業者がずっとメンテナンスしてくれると安心ですね。 でも、実際に私たちにリフォームをお願いされる方もいらっしゃると言う事は、新しくリフォーム業者を探している分けです。

聞いてみました「どうして私たちを選んで頂けたのでしょうか?」 家を建ててくれた会社が倒産してしまった。 住宅会社が遠いので、お願いするのが悪くて・・・ 新築で失敗してしまって、次は失敗したくないから 営業は沢山来るけど、話を聞いてくれないし、提案も良くないから

ま、色々な理由はあるようですが、新築同様に業者選びには苦労される方が多いです。 悪徳業者が多いのもリフォーム業です。

リフォームは資格や許可が無くても営業できます。だから、知識や経験の無い会社が受注だけをして、下請けの大工にマル投げをしています。

その下請け業者が良心的ならよいですが、営業会社からは利益を引かれて厳しい予算で工事をしなければなりません。 下請け業者も利益は必要です。その利益をどれだけ取るのかで、リフォームの質が悪くなったり欠陥になってしまうのです。

リフォームは、解体してみないと分からない事が多くあります。 ココが新築と大きく違います。新築よりも難しいのです。 リフォームの見積もり説明をする時に、考えられるリスクをお伝えする事が重要です。

例えば タイルのお風呂をユニットバスに交換するリフォームをします。

洗面所の土台や柱が腐っているかもしれない 配管は取替えの必要がある(外部の埋設配管も) 追い炊きの配管が既存に無い場合は、壁に穴を開ける必要がある 換気扇が無ければ、壁に穴を開けて換気ダクトの工事が必要になる タイルの壁を壊すときに、隣の壁が振動によってヒビ割れするかもしれない。

そして、それらの概算金額をお伝えしておくことはとても重要です。 これは、建築の知識や経験がなければ出来ません。 見積もり金額が安くても、これらの補修工事などで追加金額を請求されてしまっては何のための見積もりか分かりません。 「そんなの聞いてないよ~」ってトラブルになります。

下請け業者が全て対応出来たとしても、受注会社からの了解が無いと工事代金はもらえません。 だから、予算内で出来ることだけになってしまい、運が悪いと欠陥リフォームになります。 お風呂+洗面所の工事は100万円ぐらいです。 それでもこれだけのリスク管理は最低限必要です。 金額が大きくなると・・・・

リフォームこそ、建築の知識や経験のある担当者にお願いしてください。 価格を比較できるのは、トイレの取替えやふすまの張替えなどの、モノの取替えで1業者で終わる工事だけです。