住宅[373]

知らないと損をする「地盤改良」の話

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執筆者:前田 浩貴
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地盤改良についてお伝えします。

私たちが住む地域(愛知県の西側)では、地盤を改良する必要がある敷地は、どれくらいだと思いますか?
 
地質調査をすると、20%ぐらいしかありません。

そのうちの半分がしっかりと締め固める程度の地盤改良になります。

ですから、全体の1割程度が杭を打ったり、柱状改良(地面の中を柱状にセメントで固める)や、表層改良(地盤の1m程をセメントで板状に固める)をします。
 
全体の1割程度なのに、よく見かけます。

感覚的には半分以上です。(統計を取っている訳ではないです)

実際に弊社で建てたお家の4軒隣が、柱状改良をしていました。弊社の改良は、表層改良でした。(既存建物を解体した跡地でしたので)
 
50m先で地盤が急に弱くなるのは、この地域では考えられません。どうしてこの様に、工事に差が出てしまうのでしょうか?
 
それは・・・

営業マンが「後から出来ない工事ですので、しっかりと地盤改良しましょう!」と言えば、「やった方がいいのかな~」と思いお願いしてしまいます。つまり、安心を買っている訳ですよね。金額も100万円ぐらいは掛るでしょう。(お家の規模にもよります)

結構な出費ですよね。
 
本当に必要なら地盤改良はしなければなりません。

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