床面積を減らしてコンパクトに生活したいと考えるのは、住宅に問題を抱える50代の世帯が中心で、減築に関心があるのは戸建持ち家世帯で42%もあるという国交省の調査報告があります。
住宅に問題を抱えるとは、「耐震性能を高めたい」「断熱や温熱環境を高めたい」「部屋が多く清掃が面倒」「バリアフリー化したい」などです。
お子さんが独立して、夫婦の住みやすい形にリフォームをしたり、介護が必要になるなど複数の部屋の間仕切りを取り、広い部屋にしたいなどがきっかけになると思います。
減築リフォームは、是非付加価値のあるものにしてください。
容積を小さくすることで光熱費などのランニングコストも抑えますし、床面積が小さくなるので固定資産税も軽減できます。空地が確保できれば、日当たりも良くなるし、避難場所の確保にもなります。