住宅[373]

リフォームはいつする?

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執筆者:前田 浩貴

こんにちは、前田です。

本日、お伝えするのは、「いつリフォームをするのか?」です。

リフォームには2種類あります。

■雨漏れや設備の劣化・故障などの緊急性のあるリフォーム(メンテナンスですね)

■やらなくても良いが、ご家族の成長により暮らし方が変わりより豊かな暮らしにするためのリフォーム

緊急性のあるリフォームは待っていられないので、今すぐ行う事になります。冬に給湯器が故障すると、お湯が出なくなるので困りますからね。

住宅設備は10年を目安に部品の劣化が現れます。部品自体は高額ではないですが、修理に来る職人さんの人件費が必要になるので 共通の職種なら一度に交換をお願いした方が良いかも知れませんね。

例えば、水道のパッキン 洗面所、お風呂、キッチン、トイレ・・・など水道屋さんで交換出来るところは一度にお願いしてもらえると、余分な費用は掛かりません。

使用頻度によって劣化時期は異なりますが、パッキン自体は数百円ですので、人件費の方が高額になります。 目安は10年です。


次に、暮らしの変化によるリフォームです。

メンテナンスに比べて金額も上がりますので、すぐには実行出来ない場合が多いです。私に相談に来られる方は、何年も我慢して生活していて それが限界にきてリフォームを決断されます。やっぱり我慢はストレスになりますね。

もし、あなたが暮らしに不便を感じてリフォームをしたいと思ったのなら なるべく早く住宅会社に相談してください。

例えば、今! この夏の暑さをどうにかしたい・・・・とお考えなら、 今、相談してリフォームプランと見積もりをご依頼ください。暑い夏も、秋になって冬になれば、どこがどの様に不便だったのか? 具体的に住宅会社に伝えられなくなります。

1月前の梅雨時期にお庭の水はけが悪く、地面がグチュグチュになっていたとしたら 今、それを説明するのは難しいでしょう。その現状を家づくりのプロに見てもらうのが一番早くて確実です。

さて、これらのリフォームをいつ実行したらよいのか?との今回のテーマですが10年後から考えて頂きたいです。その時にあなたのご家族の年表を作成する事をお勧めします。

あなたにも色々な支出があると思います。

お子さんの入学、車の買い替え、家の保険、生命保険の更新、家族旅行・・・・ 住まいのリフォームをこれらの支出と重ならないように計画してみるのはいかがでしょう。

そして、毎月1万円以上のリフォーム貯金をしてください。10年間で120万円ぐらいになりますので、外壁塗装ぐらいのリフォームが出来ます。

まとめます。

1.メンテナンスは必要時期が重なるので、同工種をまとめて工事しましょう。

2.不便を感じたら、すぐに相談と見積もりをお願いしましょう。

3.あなたのご家族の支出時期を書き出して、リフォーム支出と重ならないようにしましょう。

4.毎月リフォーム貯金をしましょう。

以上です。参考になりましたら嬉しいです。

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