住宅[373]

需要が高まっているホームインスペクションの必要性

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執筆者:山田 友香
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①地震に備えた耐震基準

まず1981年(昭和56年)の新耐震基準後の建物であるか、さらには平成12年にも木造住宅の金物補強が規定されていますから、法的な基準での判断。
これは購入者でも年数だけの判断ならできます。

そこでホームインスペクターは、現状の建物のひび割れ(クラック)を見て構造上の不具合なのか、表面上の化粧でのひび割れなのか、経験や知識がないとできない現状を診断するという役割になります。

②瑕疵担保責任のある雨漏り、生活に支障のでる水漏れ

一般的に人は室内の天井やベランダ周りの天井などあまりみていません。
購入の際の訪問で、売主がいる中見る場合、よほどの意識をして見ないと天井のしみなどに気づくことはほとんどないと思います。

また売主も荷物があり気づいていないケースもあります。
ホームインスペクターは天井のしみひとつからでも、頻繁に漏っているのか、年に数回のものなのか、雨漏りの原因がすでに補修されているのかなど総合的に判断して報告をします。

水漏れに関しても、給水、給湯、排水、外部の枡まで現状の確認を行います。

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