子供の遊びは、年々変化しつつありますよね。 親世代の頃には当たり前だった遊びも、現代では多様化しつつあり、 見られなくなってきたものもあります。
しかし、昔も今もみられる遊びに「おままごと」という遊びがあります。どうやら、変わらず子供達の人気の遊びとなっているようです。
おままごとの遊びは、誰でも知っているメジャーな遊びですよね。 おままごとの「まま」とは「飯(まま)」から由来しています。 小さなレジャーシートを敷いて、それを家に見立てて、 家事をする様子を真似る遊びとして、古くから親しまれている遊びです。一度は遊んだことがある人が多いでしょう。
主に女の子の遊びと考えがちですが、おままごとには家庭の役割が必要です。 おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子供など あらゆる役柄を設定するので男の子達はおじいちゃん役やお父さん役、 また時には子供役として駆り出されることが多いです。
性別関係なく、誰でも遊びに参加できる子供達にとっては人気のある遊びです。
おままごとで遊ぶ場合は、実際の家庭の様子を真似ることから、 子供達はいかにお父さんやお母さんの様子を見ているかが分かりますよね。 おままごとをして遊んでいる子供達の様子を見ていると、 口調や話す内容がお父さんやお母さんを真似ているのが分かります。
普段のお父さんやお母さんの様子を真似しつつ、まるで自分が大人になったかの ようにふるまっている様子を見ることができます。
一見、なんてことのない様子にも見えますが、実はこのおままごとは 子供達にとって重要な遊びとなっています。
①一人でもみんなでも遊ぶことができ、協調性が身につく
役柄がたくさんあるので、遊ぶ際には大勢で遊べます。 人数が多くても、誰かに必ず役を与えることもできますよね。
また、友達と遊ぶだけでなくても、 家族で遊ぶこともできます。子供がお母さん役、お父さんが子供役・・・という具合に普段と違った役で、 みんなで楽しく遊ぶこともできます。 そういったバリエーションに富んだ遊び方も楽しいものですよね。
更には、一人でも遊ぶことができます。 ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てて、ミルクを飲ませたりなんていうこともできますね。
②家事を覚えることができる
おままごとに使用するおもちゃは、昔と今ではずいぶんと進化しています。 今では100円均一に行っても おままごと用のお皿や食べ物、スプーンなど豊富に揃えることが可能です。
また、実際に簡単な食べ物が作れるキッチンなども売られていて、 ずいぶん本格的に楽しめるようになっています。料理を作る真似をしたりする中で、想像力を膨らませることにも繋がり、 心が豊かになるという重要性をもっています。
③社会性が身につく
おままごとは一種のごっこ遊びです。 おままごとの中で疑似家庭を作ります。 家庭の中に、お客さんが来た場合はお母さん役がお茶を出すこともします。 お客さん役の人は、訪問時にお土産を持っていったりもするでしょう。
そういった模倣の中から、社会におけるしきたりやルールも学ぶことができます。
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