教育[725]

事前に知っておきたい就学時検診のこと

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執筆者:立石 美津子
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こんな環境ではエネルギーや学習意欲が湧きません。湧かないどころか次のように坂道を転がっていきます。

①何がなんでも普通学級と入学させられる。
   ↓
②わからない授業に45分間、1日何コマも着席しなくてはならない毎日が続く。
   ↓
③席を立ち何度も叱られる。
   ↓
④集中出来ないので学力が低下する。達成感を味わえない。
   ↓
⑤友達が作れない。苛められる。 楽しくない学校生活 不登校に……  

そして、思春期以降に不登校、鬱、引きこもり、リストカット(自傷)、他害などの二次障害として表れるケースも多々あります。この時になって悔やんでも時は巻き戻しできません。

親のプライドを捨てて、我が子にとって一番、最適な環境を選びましょう。人生は日々の積み重ねです。幸福感のない環境にいることが将来に及ぼすダメージはかなり大きいものがあります。長い子どもの人生を考え、賢い選択を是非しましょう。

グレーゾーンの子どもの入学先 限りなくグレーに近い子ども、知的遅れのない発達障害児の場合、入学先に悩みます。残念ながら発達障害児だけ集めたクラスは存在しません。通級を利用したり、障害をカミングアウトして個別に配慮してくれるように学校側に伝えます。幼稚園・保育園の先生にも詳しい申し送りをお願いし、普通学級に籍を置いても配慮・支援をしてもらいましょう。

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教育総合ランキング2024/11/23 更新

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