まずは「防犯ライン」を意識しましょう。敷地全体を上から眺めて、その線を想い描いてみます。一筆書きのように交差せず、始点と終点をつなげた輪で敷地の中にある家を囲みます。
隣地の広い庭や道路に面しているところは生垣や低い塀とします。センサーライトやブザーなどの仕掛けで侵入者が目立つような工夫をします。
隣地境界の迫っている家の裏側ではサッシ本体の防犯性を高めるようにしましょう。開口部の防犯性を高めた一帯については、さらに目隠しの意味も含めた防犯扉などで二重の防犯をすると良いでしょう。
このように、効果的な防犯をするには画一的なやり方ではなく、敷地の周りの条件を理解し上手に利用するのがコツであるといえます。
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2024/11/20 更新