住宅ローンの返済日に指定できるのは毎月の1日~28日です。なぜ28日までなのかはおわかりですね?2月は28日までしかないからです。
金融機関によっては、1と6のつく日、2と7のつく日、5と0のつく日と指定があったり、1日~28日のいずれか好きな日を選ぶことができたりもします。
住宅ローンの毎月返済日はサラリーマンであれば、月末の給料日の直後を返済日にしたほうがより安全に返済ができそうな気がします。けれども、毎月返済日はなるべく「月初」に指定していただくことをおすすめします。
★「月越え延滞」を防ぐ
毎月返済日に返済の引き落としができず、そのままその月の月末を越してしまうことを「月越え延滞」といいます。月越え延滞が一度でもあると「延滞実績あり」と金融機関を通じて個人信用情報機関に情報が提供されると考えてください。「延滞実績あり」と記録されると、少なくとも5年間は新規借り入れ、クレジットカードの作成などの審査は非常に厳しくなりますし、お断りされることが多いです。毎月返済日が月末ですと、返済用口座の残高不足がすぐに「月越え延滞」のリスクにさらされますが、毎月返済日が月初であれば、月越えまでには3週間~1ヵ月近く時間があります。
「住宅ローンの組み方」の関連記事
住宅総合ランキング
2024/10/06 更新