風災の補償がついていることが確認できましたら、次に免責の有無の確認をしてみてください。
※免責とは保険会社が支払を免れること、契約者目線で言うと自己負担額と言った方がわかりやすいでしょうか。
①免責0円、自己負担額0円、特に記載なし
②免責1万円、10万円等いくらか免責金額の記載がある
③損害額20万以上、フランチャイズ型等の記載がある
きっと上記どれか記載がないでしょうか。
①であればまず安心ですね。しっかり保険で対応できると思われます。
②については、設定されている免責金額を差し引いて保険金のお支払となります。高額免責設定の場合は、ほとんど保険から支払がないこともあるので注意が必要ですね。
③については、損害額が20万以上の場合はしっかり保険対応可能ですが、それ以下の損害の場合は1円も保険金を受け取れません。大きな事故の際は良いのですが、風災事故の場合、少額損害も非常に多いため、注意が必要です。
戸建で多い風災事故として、
・強風によってテレビアンテナがとれてしまった
・強風で雨どいが外れた
・強風によって窓ガラスが割れた 等
上記のような事故が例として挙げられますが、どれも損害額20万円にはとどかない可能性が…。その場合③の契約の場合、せっかく加入した保険で何も対応できず、泣く泣く臨時出費をする羽目に。
大切な財産であるお家をしっかり守っていくために、日々のメンテナンスやお掃除も大事ですが、何か事が起きた際に役に立つのが火災保険です。
事故も何にもなければ火災保険は保険証券に姿を変えた紙一枚。
ですが一度ことが起きれば真価を発揮。
お家を大切にするように、保険も大切に。
たまには保険証券を眺めてみてはいかがでしょうか。もしかすると安心が見つかるかもしれませんね!
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2024/12/03 更新