おもちゃ屋に行くと必ずママゴトセットが売られています。その時代時代の流行のおもちゃが爆発的に売れる中、不動の地味な商品・・・廃れない玩具。商品の入れ替えが激しい100円ショップにも必ず置いてあります。
子どもは真似の天才。特に親がやっていることは真似したがります。そこを突いた昔からあるヒット商品が“ママゴトセット”
子どもは女の子、男の子関係なく泥の団子をハンバーグに見立てて食べようとしたり、小石を飴玉に見立てお皿に乗せたり・・・これらを専門用語で“象徴遊び”〝見立て遊び“と言います。この子どもの興味にあったおもちゃが”ママゴトセット。
お手伝いにこれを利用しましょう。
①料理を手伝わせる
子どもはママゴトが大好き。
プラスチック製と本物の陶器のおもちゃがあったら陶器に群がります。ママの台所姿を見ている子ども。おもちゃを本物に見立てて遊んでいる子どもにとって陶器はより本物に近いからです。
料理を手伝わせるのも本物体験。子どもは盛んに手伝いたがる時期があります。
台所で一緒に料理を作りたがったり・・・
包丁でキュウリを切りたがったり・・・
冷蔵庫から卵を持ち出し、手を滑らせて割ったり・・・
包丁でケガをしたら大変、生卵を割られたらかえって手間・・・
けれども、そこは「失敗も成功の素、何事も体験、将来、お料理作ってくれて私が楽できるかも・・・」とおおらかに捉えましょう。頭ごなしに「触らないの!」「危ないからあっち行ってて!」「邪魔しないの!」と拒否しないこと。
怒られることが続くとやがて料理に関心を持たなくなります。グットタイミングを逃してしまったからです。小学校高学年になって何一つ家事を手伝わない我が子に「少しはママのお手伝いをしたらどうなの!」とお母さんの頭皮に角が生えてくることに・・・
もちろん、ケガをしないように、鍋の湯が零れて火傷をしないよう親が常に目を光らせ細心の注意を払いながら一緒に台所に立つことはしてくださいね。
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2024/11/22 更新