[乳児・幼児]上手なおしゃぶりの使い方とメリット・デメリット

上手なおしゃぶりの使い方とメリット・デメリット

2015/07/07

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おしゃぶりは育児の必須アイテム?

赤ちゃんにとって必須アイテム?と考えがちなおしゃぶり。しかし、おしゃぶりは正しく与えて、正しく止めさせないとなかなか止めることができない依存的なものともなってしまうものです。

子育て中のお母さんにおしゃぶりについての知識をしっかり持ってもらいたいと思い書かせていただきました。

おしゃぶりとは?

おしゃぶりは、子育て中のお母さんにとっては大変ありがたいものです。

生後間もない赤ちゃんは、泣くのが仕事とも言えるくらいよく泣くものです。 特に夜中に赤ちゃんが泣くと、お母さんはその度に起きなければならず、寝不足にもなってしまいます。ミルクを飲ませたりあやせば泣き止みますが、その度にとなると大変ですよね。

そんな時に大活躍なのがおしゃぶりですね。 赤ちゃんの多くは、おしゃぶりを与えてあげると、落ち着いて泣き止むことが多いのです。

これは、赤ちゃんがまるでお母さんのおっぱいを吸っている時のような安心感を得られるからのようです。

機嫌を直すことができるおしゃぶり

寝ぐずりをする場合は、眠るまでおしゃぶりを加えさせると安心して眠ってくれるようですが、寝るときだけしか使えないのでしょうか。

おしゃぶりは、夜中でなくても外出時に使うこともできます。 赤ちゃんと出かける機会があって一番参ってしまうのは、人ごみで大声で赤ちゃんが泣いてしまうこと。

一度火がつくと、止まらずに泣いてしまう事だってあります。 そんな外出時には、おしゃぶりが活用できます。

これがあると眠るだけでなく、安心できるという点もあるので、赤ちゃんだけでなく、お母さんにも便利なものと言えます。

おしゃぶりのデメリット

こんなにいい点があるなんて、おしゃぶりは必須アイテム!と重宝してしまいそうになります。 しかし、実はおしゃぶりにはデメリットも存在するのです。

・歯並びが悪くなる?
おしゃぶりが便利だと言って長い間使っていると、それにより歯並びが悪くなる原因ともなります。 全ての子供にそういった症状が出るとは一概に言いきれませんが、歯が生え始めるころもおしゃぶりを愛用している場合は注意が必要とも言えます。

・適切な時に止めさせないと止められなくなる!?
いくらおしゃぶりが子供を落ち着かせるからと言って、長い間ずっと使っていると、 止められなくなるのです。

「おしゃぶり」がないと眠ることができない、おしゃぶりがないと落ち着かないなど、日常生活にも影響を与えてしまうことがあります。

・言葉の影響も?
おしゃぶりはコミュニケーションの障害にもなり得るものです。 通常、子供は1歳半も過ぎると言葉を覚えて話しだすでしょう。 しかし、この時期におしゃぶりが止めれず、ずっと加えていると、言葉の発声の妨げともなり、コミュニケーションができなくなってしまいます。

大人の都合でおしゃぶりを使わないようにする

「泣きやむ」「機嫌がよくなる」という理由で、ついつい与えてしまうお母さんも多いでしょう。 子連れのお母さんでも、赤ちゃんにおしゃぶりを与えている姿を見るのは珍しくないです。 しかし、中には明らかに3歳くらいなのに、おしゃぶりをしている子供を見ることもありますね。

この場合は、前述のデメリットを踏まえた上で、おしゃぶりを依存させないようにするには、1歳も過ぎた頃に止めるのが理想でしょう。

それまで親しんだおしゃぶりですから、なかなか止めるのが難しいかもしれません。 しかし、便利だということから「おしゃぶり」ばかりに頼らないようにしたいものです。

赤ちゃんが落ち着くアイテムは他にもあるでしょう。 また、回数を減らしたりして、少しずつおしゃぶりを減らしていくと自然に止めることができるようになります。

赤ちゃんにとっても落ち着くアイテム。 なかなか止めるのは難しいでしょうが、一工夫して、おしゃぶりから自然に離れられる工夫を大人が率先してするのもいいですね。

 

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