ベビーサインとは、まだ、おしゃべりができない赤ちゃんが手の動きを使って周りとコミュニケーションをとる育児法の事です。
周りの大人が普段の語りかけに、手の動きをそえて見せていくことで、ドンドンサインを覚えて自ら使うようになるのですが、使ってくれるようになると、「夜泣きの原因がわかってとても助かるわ~」というベビーサインを今日はいくつかご紹介します。
赤ちゃんが泣いて訴える原因はどんなことが考えられるでしょうか?
その1「おっぱい飲みたいよ~」
泣きながら【おっぱい】(片手をグーパーします)のサインをしてくれたら、迷わず、ママは泣いている赤ちゃんにおっぱいをあげることができますね。
その2「のどが渇いたよ~」
おっぱい以外のものが飲みたい時、例えば、お水とか、お茶とか。そんな時に【飲む】(コップを持って飲むしぐさです)のサインを使って普段から教えておくと、夜中におっぱい以外のものが飲みたい時にもすぐに赤ちゃんから【飲む】のサインで訴えてくれてとてもわかりやすいです。
その3「痛いよ~」
お耳が【痛い】(両手の人差し指をツンツンと触れ合わせます)、お腹が【痛い】、オムツがきつくて太ももが【痛い】など赤ちゃんが不快に感じていることを、【痛い】のサインで伝えてくれたら、すぐに対応してあげることができますね。
その4「暑いよ~」
赤ちゃんはまだまだ上手に体温調整ができません。初めての育児で心配だと、ついついたくさんお洋服を着せがち。そんな時にも、【暑いよ】(口元から片手をパッと離します)って伝えてくれたら、お洋服を1枚脱がせたり、室温調整をしてあげることができますね。
その5「怖いよ~」
これは少し月齢が大きくなってからですが、ママ、怖いよ~って泣いちゃうときもありますね。そんな時にその気持ちを【怖い】(握った両手を体の前でパッと開きます)のサインで伝えることができたら、ママは赤ちゃんをギュッと抱きしめて気持ちを落ち着かせてあげることができます。
もちろん、赤ちゃんの夜泣きすべてに理由があって、100%ベビーサインが解決してくれるわけではありません。
でも、ベビーサインがあるからこそ、わかってあげられることもたくさんあります。
どうして泣いているのかな?が少しでもわかってあげられて、対処してあげられたら、親子ともどもストレスがぐんと減りますね。
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2024/12/03 更新