更に絵本には「雪がシンシンと降る夜中、マッチ売りの少女は・・・」などの言葉が使われています。歩くという言葉も「すいすい歩く」「ヒタヒタ歩く」「ずるずる歩く」、月も「満月・半月・かげんの月・おぼろ月・・・・」と様々な表現をされています。
豊かな語彙を持っている子どもは間違いなく絵本を沢山読んでもらっている子どもです。繰り返し同じ本を読み聞かせされることを通して子どもは文章を丸暗記し自分の言葉として取り込んでいきます。
話し言葉の発達にとって読み聞かせはとても重要です。お母さんの言葉がヤンキー言葉だって大丈夫です。また、読み聞かせする大人が親である必要もありません。父親でもベビーシッターでも保育園の先生でもいいです。
可愛い黄金の幼児期はそう長くは続きません。可愛げのない子どもらしくない言葉を使うかもしれませんが、そんなことは全く気にしなくてもよいです。母国語教育の最重要時期と考え、よい日本語が書かれた文章の読み聞かせをしましょう。
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2024/11/23 更新