[家庭のこと]子どもと母親の日常のイライラを解消する簡単な方法

子どもと母親の日常のイライラを解消する簡単な方法

2015/12/26

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子どものペースを回復させるには、お母さんとの温かな関わりが必要不可欠です。1日の流れの中で、無理なく子どもと向き合えるポイントはけっこうあります。そのポイントを押さえて、子どもにたくさんの愛情を届けましょう。

朝起きたとき

朝は忙しい時間帯ですが、遠くから「起きなさーい」と起こすのではなく、近くまで行って、「○○ちゃん、時間だよ」と声をかけると子どもは満足します。 「着替えさせて」などとダダをこねたら、叱らずに「はい、はい」とサッサと手伝いましょう。

園までの送迎中、送り出すとき

園まで手をつないで歩き、「○○ちゃん、行ってらっしゃい」と、肩にポンと触れて送り出します。ハイタッチもいいですね。こうした ”儀式” が案外効果的です。あなたのパワーもチャージするような意識でやってみましょう。

園に迎えに行ったとき

「○○ちゃん、おかえりー!」と名前を呼んで迎えます。ぎゅっと抱きしめるのもおすすめです。声かけとしては、「汗かいたね!」など、目に見えることを言うだけで、子どもの自己肯定感を高めることにつながります。

おやつタイム

食べているときは気持ちがゆるみます。お母さんも少し家事の手を休めて、同じおやつを一緒に食べることで、子どもが話しやすい環境作りをしましょう。プチ贅沢なおやつで、特別感を演出するのもいいですね。

遊ぶ時間

夕方は忙しい時間帯ですが、子どもの遊びにちょっとだけつきあってください。お母さんが、自分のために時間を取ってくれるだけで子どもは嬉しいものです。うまく切り上げるために、「あの針が5に行くまでね」と事前に時間を予告しておくことがポイントです。

お風呂に入りながら

お風呂は心と体がゆるんで本音が出やすい場所です。子どもの話をゆっくり聞きましょう。特別にオモチャを持って入っていいことにしたり、石けんを泡立てて遊んだり、あなたも一緒になって楽しんでください。

寝る前

大泣きしながら寝ると、朝もグズグズ言うものです。寝起きの悪さの半分は体質、もう半分は夜の過ごし方に原因があります。絵本を読む、「大好き」と言う、マッサージをするなど、満ち足りた気持ちで眠りに入らせる工夫をしましょう。

イヤな気持ちは「とりあえず」でなくしちゃおう

子どもの健やかな成長を願い、そのために頑張っているママにも、さまざまなイライラやクヨクヨな出来事がやってきます。

そして、ママが感じているイヤな気分は子どもにも伝染し、母子共々感情コントロールがきかなくなるというダブルパンチになります。

子どもはこちらが思っている以上にママの感情に敏感に反応するのです。

もちろんイライラしない自分になれればそれに超したことはないけれど、生活の問題や悩みがすべてなくなることは(残念ながら)ないので、「イヤな気持ちの上手な捨て方」を考えるのが確実で効果的です。

部屋が散らかっていると、よりストレスが発生してしまうので、「不要物や心のごみは、とりあえずおいておく」をモットーにしてみましょう。

いらない紙に書く

イヤな気持ちとイヤな臭いはちょっと似ています。心や部屋のどこかに「イヤの元」があるのかが分かれば、解決はグンと楽になるからです。

というわけでチラシの裏などに「これがイヤ!」を思い浮かぶままに書き出しましょう。同じ言葉を何度書いてもかまいませんし、きちんとした文章にする必要もありません。もう思いつかないというところまで書いたら、細かくちぎって部屋のごみ箱にポイ! 簡単ですが効果的な方法です。

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