携帯電話が普及していない時代は、友達と電話をするのは家の固定電話だけでしたね。 しかし、現在では携帯電話やスマホが普及しており、小学生でも携帯電話を持つ時代となっています。
とても便利な携帯電話があるために、 家の固定電話を使う機会は少なくなっているのではないでしょうか?
●固定電話を持たない家庭も増えてきている?!
固定電話を使う機会が激減している現代。 一応あるけれど、友達からの用事は携帯で済ませている人は多いでしょう。 また、若い夫婦だけの家庭は固定電話を契約しないケースも多く見られます。
子供が小さいうちは、固定電話がなくてもいいのですが、小学生に入るころになると固定電話があった方がいいこともあります。
それは「連絡網」の存在です。 ただ、現在では学校からの急な連絡は自動で携帯アドレスに配信されるシステムを使うケースも多くなっていますから、連絡網自体がないという学校もあるでしょう。
我が家の子供が高校生の時は、 新学期になると「個人情報の観点から連絡網に電話番号を載せてもいいか?」という文書が送られてきました。 それによると「連絡網に載せたくない生徒には連絡網に表示せず担任が直接電話連絡をし、それ以外の生徒は連絡網で緊急連絡をする」というものでした。
もちろん我が家は、連絡網に表示するようにしました。
後日渡された連絡網をみると、クラスの5人ほどが記載されていない状態でした。
緊急連絡の方法は、次の人に連絡がつかなかったら、その次の人に連絡を先にしておいて、次の人には何度も連絡がつくまでかけ続けるというものでした。
当時、我が子の次の家庭がなんと親の携帯番号だったのです。 連絡網が何度かあった時に、その携帯にかけても電話に出ないため、さらに次の人に連絡して、その親の携帯には連絡がつくまでかけた記憶があります。
●固定電話を子供に取らせる?取らせない?
子供が一人で留守番をしている時に電話に出ると、親が留守と分かって防犯の観点からするとあまりよくないとも言えます。
また、あまりにも小さい子供が電話に出るのも、かけた側からすると「声が聞き取りにくい」ということもあり、あまりよくないという考え方もあります。
しかし、子供が小学生高学年くらいになったら子供には積極的に電話に出てもらうのも、いいでしょう。 それが電話のマナーの習得にも繋がります。
●固定電話があることのメリットとは?
友達と携帯電話で直接連絡をとることができるため、電話のマナーがなかなか身につかないことが多いです。 友達同士では、携帯で連絡が可能。 今ではメールだけでなく、LINEなどで連絡を取り合う子供達も多数います。
しかし、必ず友達以外に連絡を取ることがありますよね。 バイトをはじめ、仕事では電話を使うことが日常です。
そんな時、固定電話を使い慣れていない子供は電話で他人と話すことに、異常なまでの緊張感を感じるようです。 社会に出ても、自分から電話を取らない、または電話に出た時のマナーがなっていないというケースもあるようです。電話の声が聞き取りにくいということもあります。
その点、固定電話が自宅にあり、さらには小さなころから、電話に慣れていると社会に出た時にスムーズに電話ができるというメリットもありそうです。
もし、固定電話があるなら、子供にも電話を取らせて、電話慣れさせるのもいいかもしれませんね。
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2024/11/23 更新