現在ではペットを飼う家庭が増えてきましたよね。 中でも小さなお子さんとお母さんとワンちゃんが一緒に散歩する姿は、 とても微笑ましく見えます。
また、小学生くらいの子供がワンちゃんの散歩をしている様子も 日々見かけます。小さいお子さんを育てる中で、犬を飼うことは子供の成長に 良い影響を与えるということを耳にします。
いったいどのような影響があるものでしょうか?
●犬を飼うことのメリットとは?
①定期的に散歩をするようになり体力がついてくる
犬を飼う場合に必要なのが「散歩」です。 これは、犬にとっては必要な運動なので定期的に行わないといけません。 室内で運動している猫と違って、犬の場合は運動不足にならないように、 飼い主が散歩に連れていくことが求められます。
そのため、定期的に散歩に連れていくことで、自分の運動にもなる訳です。 自分一人では散歩になかなか行かない子供達も大好きな愛犬のために、 進んで散歩に出歩くようになるでしょう。
②犬の面倒を見る事を通して責任感が身につくようになる
言葉が話せない犬は、一人では生きることができません。 飼い主さんが何から何までお世話をすることになります。散歩をはじめ、ご飯の準備、トイレの後始末、毛を整えるためにブラシをかけたり・・・ 色んなお世話を家族みんなですることが求められます。
役割分担をすることで、子供にとっても「自分がペットのお世話をしていかなければならない」という 責任感が身についてきます。
③命の大切さを知ることができる
小さいうちは「命」というものが理解できないことが多いです。 自分の家庭に犬という小さな生き物がいる事で、 命は尊いかけがえのないものという実感が湧いてくるはずです。
④感受性が豊かになる
犬を飼っている人達が口々に言うことは「犬は家族同然」ということ。 飼い主さんが近くにいるだけで幸せそうにしています。
また飼い主さんにとっても犬の存在は大きな癒しとなります。 一緒にいるだけで、優しい気持ちになり、感受性が豊かな子供に育つでしょう。
●犬を飼う時に気をつけたいこと
犬を飼うことは、子供の教育にも良いとされています。 ただし、子供が「飼いたい」と言ったからと言って、即決で飼うことができるものでもありません。
犬を飼う時は、一つの命として最後まで責任を持って育てることは重要です。 子供の気持ちだけでなく、家族みんなで話合って飼うことを決めなければなりません。
例えば、小さな家で犬を飼うことができるスペースがないのに無理に中型犬を室内で飼ったりすれば、 犬にとってもストレスです。また、留守がちな家に犬を飼ってもペットが可哀相なだけですよね。 みんなで犬を守ることができるかどうかをきちんと理解した上で飼うといいでしょう。
●しつけを通して犬の気持ちを学ぼう
言葉が話せない犬だからこそ、飼い主が犬の気持ちを理解してあげる必要が あります。
犬は2~3歳児ほどの知能があると言われています。 簡単な単語は覚えますので、子供と一緒にしつけをしながら、 犬とのコミュニケーションを楽しんで見るのもいいかもしれませんね。
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2024/11/23 更新