毎年毎年多くの人を悩ませる花粉症。 近年では大人だけでなく子どもの花粉症も問題になっています。 特に都心では小学生や幼児でも花粉になやんでいる子どもたちが多くいます。 自分の子どもも、いつ花粉症と戦うことになってもおかしくありません。 それは親が花粉症かどうかは関係なく、誰にでもある時から突然花粉症になる可能性があるので注意が必要です。 花粉症は治らないと言われ、一度発症してしまうと一生付き合わなくてはいけません。
花粉症を発症する年齢が低いほどその年月は長くなってしまうので、子どもは特に注意してあげたいものです。 子どもの花粉症は本当にかわいそうです。 病気でもないので親は病院に連れて行っても見守る事しかできません。 そのためまずは子どもが花粉症になりにくい生活を心がけましょう。
花粉症でなくても基本的なことですが、子どもには規則正しい生活をさせましょう。 睡眠時間をしっかりとり、免疫力を強くさせる事が予防につながります。 お子さんは寝る直前にスマホやゲームをしていませんか? スマホやゲームは質のよい睡眠に悪影響を与えます。 子どもが自分の部屋に戻ってから寝るまでは、どのように過ごしているのか知らないお母さんも多いかもしれませんね。 あまりうるさく言いすぎても逆効果かもしれませんが、質の良い睡眠は勉強や普段の生活にも効果的なので少し気にかけてあげるといいでしょう。
そして特に注意をする必要があるのが、花粉にあまり触れないこと。 とは言っても花粉は目には見えませんので、避けようがなく対策のしようがありません。 花粉症の子どもたちを見てみると、通学中もメガネやマスクをして対策していますね。 少しでも目に見えない花粉に触れないようにしているのです。 本当はここまでできるといいのですが、実際花粉症でもない子どもに花粉症用のメガネやマスクを着用させるのは少し抵抗がありますよね。
目に見えない花粉でも毎日外出するだけで少しずつ身体に蓄積されていきます。 子どもに学校に行くなとは言えませんから、お母さんがサポートできる範囲で花粉との接触を減らしていきましょう。 花粉の時期は、花粉症の人と同じように洗濯物を外に干さずに部屋干しか、乾燥機を使いましょう。 やむを得ず外に干すときは、取り込むときにしっかりとはたき、花粉を落とします。 布団もできれば干さずに、布団乾燥機などで対応してくださいね。 また花粉は午前中が比較的少ないと言われています。 外出や、やむを得ない洗濯物などはできるだけ早い時間に済ませましょう。 家の中をいつも以上に清潔に保つ事も効果的です。 花粉は空気より重いので低い位置に溜まっていきます。
大人にとっては低い位置でも、子どもにとっては顔の高さかもしれません。 子どもがいる家庭はいつも以上に部屋を掃除することが大切なのですね。
それでも子どもが花粉症と診断されてしまったら、お母さんも腹をくくって花粉症と付き合っていくしかありません。 1番辛いのは花粉で苦しんでいる子どもの姿を近くで見なくてはいけないことですが、将来親元を離れても花粉症とは付き合っていかなくてはいけません。 お母さんがサポートできるときに、花粉症との付き合い方を教えてあげましょう。 花粉症になると耳鼻科にかかることになりますね。
しかし耳鼻科という看板だけで、近所だからという理由だけで耳鼻科を選ぶのは危険です。 耳鼻科医の中でも花粉症を専門としている医師がいるので専門の先生を選びましょう。 いい先生に早く出会えると、自分に合う薬に早く出会えることになります。 花粉症の薬もたくさんの種類があるので、自分にとって効き目のない薬を飲んでもあまり意味がありません。 とくに子どもは薬が効いているのか?自分に効果があるのか?の判断ができません。 お母さんも母親とは言え、自分の身体のことでないので診断することができませんよね。 花粉症専門の、信頼できる耳鼻科医を早くみつけることが大切なのです。 どうしても花粉症の症状がひどければ、レーザー治療で鼻を焼くという治療法もあります。
いまや小学生でも当たり前にレーザー治療をおこなうそうですよ。 レーザー治療は毎年おこなう必要があるそうですが、小学生でも毎年治療する子がいるそうです。 お薬で抑えられる子どももいるでしょうし、毎年レーザー治療が必要かもしれません。 花粉症の治療法は一つではありません。 自分に合う治療法を探すのは大変な作業なので、お母さんが一緒に探してあげてください。 子どものうちに花粉症になってしまうのはかわいそうな事ですが、親がついていてあげられるという事を考慮すれば悪い事ばかりではないかもしれませんね。
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2024/11/23 更新