[家庭のこと]犬を飼うことは子どもの教育にとって良いことか?

犬を飼うことは子どもの教育にとって良いことか?

2015/02/27

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家族の一員として、ペットを飼っている家庭はとても多いですね。 犬がメジャーですが、猫を飼っているご家庭もあるでしょうし、金魚や熱帯魚のお魚を飼っているご家庭もあるでしょう。 中には1匹ではなくて何匹も犬を飼ったりと、家族の人数よりも多くのペットがいる家庭もあるほどです。

子どもも育てていかなくてはいけないのに、そんな時にペットなんて!と思う方もいるかもしれませんが、犬などのペットを飼うことは教育面でもメリットがたくさんあると言われています。 では犬を飼っていると、子どもにどんな影響が出るのでしょうか?

大きなメリットは、命の大切さを理解することができる事です。 子どもが生まれたのと同時期に犬を飼い出すと、10年程で犬の寿命がきます。 子どもも10歳。 ちょうど物事を自分で考えられる年頃になってきた頃です。 生まれた時から飼っているということは、子どもにとってその犬なしでの生活は未知の世界です。 小さな時から一緒に大きくなってきた犬が亡くなるのはかわいそうな事ですが、これ以上の経験はありません。

人間は経験することで大きく成長します。 それは子どもだけでなく、大人にも言える事です。 身近なペットが亡くなることで、人の命の大切さを痛い程に痛感することになります。

最近はゲームなどで「死んだ」とか「殺せ」という言葉を普通に使う子どもも少なくありません。 言葉の意味が軽くなってきているからこそ、簡単に口にすることができるのです。 大好きなペットが亡くなり、死の悲しみを知った子どもは絶対に他人に「死ね」とは言いません。 周りのお友達にも優しく接することができるようになるかもしれませんね。

犬との生活は、一緒に生活をしている毎日も特別な物にかえてくれます。 犬はご主人様を絶対に裏切らない動物として有名ですが、その信頼関係を子どもとも築いてくれます。 誠実で従順な友達ができることによって、子どもの感情も豊かになっていきます。 親の知らないところで一緒に遊んでくれたりと、兄弟がいなくても遊び相手に困らないかもしれませんね。

また、自分のために散歩はしないでしょうが、犬のためとなると毎日欠かせない物になります。 家族で当番を決めて順番に散歩をしてもいいですね。 お父さんとお子さんと犬で散歩に出かけるのも、親子のコミュニケーションとなり良い時間になります。 犬の毎日の面倒を見ることは、子どもの責任感を育てるのにもよいのです。 オモチャの片づけは毎日しなくてもいいかもしれませんが、エサをやらないわけにはいきません。 家族として一緒に生活するので、愛情豊かにもなるでしょう。 たくさんの事を教えてくれるのがペットの存在なのです。

しかし、犬やペットを飼う前に家族でよく話合ってください。 お子さんの教育のためだけに飼い出すと、途中で面倒をみれなくなってしまうかもしれません。 お子さんの責任感を育てる前に、お母さんお父さんがまずペットを飼う責任を背負えるかきちんと考慮してくださいね。 お父さんお母さんがペットを大切に育てる姿を見て、子どもも愛情を持つようになるでしょう。 ペットはこちらの愛情以上のものを、きっと返してくれるはずです。 家族の一員として一緒にたくさんの思い出を作ってくださいね!

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