[家庭のこと]あなたの子どもが爪楊枝事件の犯人にならないために気づくべきこと

あなたの子どもが爪楊枝事件の犯人にならないために気づくべきこと

2015/01/19

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何の取り柄もないと思ってしまう子ども

▲君は勉強させても常に最下位、やる気はありません。運動も出来ず、身体も小さい、態度も悪く隣の子に鼻糞をつけたり、椅子を蹴飛ばしたり、鉛筆を投げたりします。
 
ちょっと頑張っても優秀な他の子どもに追いつけそうもありません。オリンピック選手と競争させられている風。常に他人と比較されて育っています。
 
自分が他人と比べて劣っていることをよく理解している▲君は閃きました。
 
「頑張ってもなかなか芽が出ない。いい事をしても更に良い子が沢山いるから先生に褒められない。だったら、最高に悪いことをして目立ってしまえ。先生の気を引いて先生を独り占めしよう。ついでにお友達の注目も浴びられるからラッキーだ」

そんな捻くれた考えを持ってしまいます。
 
こう考えた▲君はその日からありとあらゆる悪態三昧。「先生なんか死ね」「クソ婆」と言ったり、友達の筆箱にゴミや虫を入れたり。
 
これに気がついた先生は「なんでそんなことするの」と躍起になります。他の子に関わるのを中断して▲君にかかりっきりになります。
 
でも、心の奥では喜んでいる▲君でした。


さて、19歳の少年の投稿「みなさん、元気ですか。店の商品にいたずらしてみた2(ツー)でございます」「どこに逃亡しようか考え中です」と書いてありました。更にスナック菓子は自分で持ち込んだものだったそうです。
 
80歳の老人、150円の菓子を万引きして捕まりました。寂しい心を埋めようとしてやっている行為と思えてなりません。
 
虐待事件が起こると虐待する親を逮捕したり、少年院に送り込んだりします。でも対処療法。何故、そんな行為をするに至ったか。その心の闇を解決しないと同じような事件が繰り返されます。
 
仕事が押してお迎えに遅れることもあるでしょう。
 
でも、必ず何分遅れるのか園に電話を1本入れておくだけで子どもの気持ちは全く違ってきます。ここのところは神経を使うことが親としてとっても大事です。

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2024/11/22 更新