出産後のママのケアと言えば、腰痛ケアや腱鞘炎ケア、など体のメンテナンスを思いうかべますよね。
出産で体に負担がかかっているので体のメンテナンスは必要不可欠です。でも、本当に必要なケアは産後ママの心のケアなのです。
産後1~2か月は無理をしてはいけない、無理をすると肥立ちが悪くなるという言葉のとおり、 産後は甲状腺ホルモンの分泌過剰などホルモンバランスの変化や新たな家族を迎えて嬉しい反面、急激な環境やママの身体の変化に適応しきれずに体だけではなく心が疲れ切ってしまうことがよくあります。
産後ママに大切な心のケア方法をご紹介します。
【イライラを感じたら周りのサポートを積極的に受ける】
産後になんとなくイライラすることが多くなった、涙もろくなったと感じるママも多いはず。そのような症状に気づいたら少し頑張るのをやめませんか?
頼れる環境があるのなら、実家に帰省してご飯や洗濯をお願いするのはとても良いです。迷惑かけたくないからと頑張って心も体も疲れ切ってしまうよりは思い切って甘えましょう。実家の親御さんも自分が娘の為、孫の為に役に立っているということは自信にもつながり嬉しいものなのですよ。
人は誰かのお役に立てると喜びを感じますから、是非頼りましょう。
実家のご両親でなくても身近なサポーターである夫に協力をしてもらいましょう。結婚前は少なからず自分の分の家事はやっていたはず。料理は作れなくても、掃除、洗濯くらいは誰でも経験がありますから、指示しなくても出来ることをお願いしちゃいましょう。
パパは○○をやってと具体的にやることを指示されるとそのことは結構やってくれます。あいまいに出来る事があったらやってねという頼み方は何をすればよいかわからなくなってしまうので、具体的に、掃除機をかけるとか風呂掃除とか指示しましょう。 赤ちゃんのお世話以外のことは考えなくて良くなると心の負担はぐっと軽くなります。
【積極的に親友達に会う】
産後は赤ちゃんのお世話で誰かと会うどころではないかとは思いますが、話せば楽になる・・・それが女子ってものですよね!
特に先輩ママである親友がいたら会いましょう。具体的な子育てのアドバイスも聞けますし、ぶっちゃけ話しも心おきなくできますから、心のエネルギーが満たされます。
1時間でも赤ちゃんを旦那様やご実家の両親に預けて会えるのが理想ですが、難しければお家にきてもらいましょう。親友なら、だらっとした生活感ある部屋や見た目になっていてもさらけ出せますよね。
そして、幼い乳児期の赤ちゃんって人が来ているときは意外とぐずらないものなのですよ。ママの様子を察しているのでしょうか。
【たまには一時保育を利用しましょう】
赤ちゃんを預けるのに抵抗があるママや完璧に家事と育児をしなくてはと思ってしまう傾向が強いママは頑張ってしまい、精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまうことが多いです。
ほんの数時間、子育てのプロの一時保育を利用してみましょう。その間、好きな雑誌を読んだり、お昼寝したり、ほんの少しでも自分一人の時間が持てると心がリフレッシュされてまた育児を頑張れます。
また、うつうつとしているな、赤ちゃんをどこに連れていって遊ばせればいいか毎日悩んでしまう、そういった場合も一時保育があると思えば気が楽になりますよね。
小さいうちはママの手で育てようと良く言われますが、24時間365日ママと一緒という意味ではなく、ママが赤ちゃんを愛おしいと思いながら触れ合っていくことで愛着形成され絆を深めていくことが重要なのです。
人の手を借りることでママの気持ちが楽になって赤ちゃんに笑顔で触れ合えるようになることの方が24時間いつも一緒にいてイライラしながら育児をするよりも良いのです。なので一時保育に預ける事は問題のない事です。
【アロマテラピーを利用する】
アロマテラピーは芳香療法といって、植物の凝縮したエッセンス(精油)の力を借りて心や体に働きかけ、免疫力を上げていくことができるものなのです。
特に産後は自律神経やホルモンバランスが乱れて不眠や心が不安になってしまう事が多いので、そういった時にもってこいです。 赤ちゃんでも嗅いで大丈夫な作用が穏やかな精油を選べばOK。 ラベンダーやスイートオレンジなどリラックス効果が高く、乳児がいても安心して使える精油なのでお勧めです。
【赤ちゃんにマッサージをする】
マッサージは赤ちゃんの為にするものですが、効果は赤ちゃんだけではなく、ママにもあるのですよ。 ママと赤ちゃんの肌と肌を触れ合わせることで、母と赤ちゃんのバーストラウマをいやしたり、母親の精神安定や育児への自信へつながるのです。ママも赤ちゃんも身体の血液循環が良くなり、リラックス効果が期待されますから体調も良くなります。
ママはすでに頑張っています! ママ自身がいやされる環境を作りましょう。
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2024/10/06 更新