[芸術・音楽・ダンス]「リズム感を良くしたい!」親子で家でもできるリズム感の育て方

「リズム感を良くしたい!」親子で家でもできるリズム感の育て方

2015/02/27

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ダンスを踊る上でリズム感を身に付けるのはとても大切なことです。 ダンスを習っていればリズム感がだんだんついてくるのも事実ですが、ボーっとレッスンを受けていてもリズム感はあまりよくなりません。

どんなお稽古を習っても同じですが、レッスンは集中して大切に受ける必要があります。 しかしどんなに集中していたとしても、レッスンに通える時間は限られています。 レッスン場に毎日通えるわけではありませんし、回数が増えるとお月謝もそれだけ必要になってきます。

リズム感をよくしたい!ということを1番に期待してダンスを習わせているお母さんは少ないと思いますが、リズム感がよくなればダンスの技術が身についていくものです。 ダンスが上手になりながらリズム感がついていってくれればお母さんも嬉しいですよね。 リズム感をよくするために、家でもできる事があるとすれば是非親子で取り組んでみたいと思いませんか?

ダンスのリズム感を鍛えるために家でできることとは、ズバリ耳を鍛えることです。

ピアノや英語では耳を鍛える、とよく聞きますが、ダンスで耳を鍛えると言われてもあまりピンとこないかもしれませんね。 ダンスは音楽に合わせて踊るものですから、当然ダンスを踊るためには音楽が不可欠です。 ダンスのリズムも自分で好き勝手リズムをとっているわけではなく、音楽に合わせてリズムをとっているという事を忘れないでください。

つまり耳を鍛えるとは、音楽を聴く力を育てるということになります。 ダンスのリズムは「ワン・ツー・スリー・フォー・・・・」とカウントしていきますが、この先生の声に合わせてリズムをとるだけではリズム感は身に付きません。 「エンカウント」と言われる、ワンとツーの間のリズムを身体で感じることが大切です。

レッスン中の先生の掛け声をよく聞くと「ワン・エン・ツー・エン・・・・」とエンカウントをとっていることに気付くと思います。 エンカウントのエンとは、英語のアンドから来たと言われています。 まさにワンとツーをつなげてくれるカウントで、音楽的に言うと裏のリズムです。

まずは家で音楽を聴きながら、このエンカウントでリズムをとる訓練をしてみてください。 だんだん耳も身体も慣れてきて、レッスンでも踊りやすくなることでしょう!

またエンカウント以外にも振付の動きと音を合わせるということも大切です。 振付で特徴的な動きが入ったら音楽も特徴的な音がないか、しっかりと聞いてみましょう。 特徴的な動きには振付師の意図が含まれていることが多いのです。

特徴的な音があるから、特徴的な振付がついたのです。 その音楽がきちんと聞こえていて踊るのと、聞こえていないけどなんとなく真似をして踊っているだけではダンスのキレも変わってきます。 ダンスを始めたばかりだと形を真似してついていくので一生懸命でしょうが、耳を鍛えることでダンスの上達をサポートすることができます。

家で音楽をきくとき、またはテレビのCMに合わせてリズムをとってみてはいかがでしょうか。 自然にリズムをとるクセがつくくらいに耳が鍛えられたらダンスもだんだん楽しくなるかもしれませんね!

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2024/05/03 更新