[芸術・音楽・ダンス]ミュージカル子役を目指すための歌

ミュージカル子役を目指すための歌

2015/02/26

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最近ではミュージカルの子役でテレビの特集が組まれるほど、子役のミュージカル人気が高まってきています。 子役を言えどみんな歌の実力はきちんとあり、大人顔負けのパフォーマンスをする子どもも少なくありません。

舞台に立っている子どもは才能があるからだ!と思いますか? もちろん才能もあるかもしれませんが、その上できちんと努力を積み重ねて栄光をつかんでいます。 自分の子どもがミュージカルの舞台で歌を歌いたい!と言い出したら、親はどのようにサポートをしていけばよいのでしょうか?

プロとしてミュージカルの舞台に立つことを目指すのであれば、オーディションを受けることになります。 芸能事務所に入っていても、オーディションを受けてお仕事を自分で取らなくてはいけません。 そのオーディションを突破するために必要なのが、歌・ダンス・芝居の実力です。 ダンスの実力を重視するのか、歌の実力を重視するのかはその作品によって変わってきます。

どんな子どもを採用したいかは、その都度変わってくるのが現実です。 しかし、踊らないミュージカルがあっても歌わないミュージカルはありません。 ミュージカルに出たいのであれば、歌はまさに必須能力と言えるのです。

本気で目指すのであれば、歌を習う必要があります。 歌もグループレッスンか個人レッスンか、と種類がありますが、プロを目指すなら個人レッスンに通う必要があります。 大人のレッスンのように発声練習から始まり、自分の声のコントロールの仕方を学びます。 この時に先生を選ばなくてはいけませんが、きちんと子どもに合う先生を選びましょう。

先生選びのポイントといては、今までにどのくらいの生徒をオーディションで合格させた実績があるか?ということ。 またその実績のある作品も、有名な作品だと人気の先生である可能性が高いです。 アニーのアニー役に生徒を輩出させた実績のある先生は人気が高いということです。

プロの子役を輩出している先生は情報量も豊富です。 作品に対して、歌い方を変えたり方針を変えることも可能です。 また狭い世界なので演出家や内部の関係者と知り合いのことも珍しくありません。 それでコネで合格するという事はあり得ませんが、確かな情報はオーディション対策にも生きてくるはずです。 ときには、実際に歌唱指導の先生にレッスンをお願いする!という手もあります。

ミュージカルの現場で実際に歌唱指導で関わっている先生は、個人でもレッスンをしている事が多いです。 完全にピンポイントで目指している作品があるのであれば、調べてみてもいいかもしれません。 ただそういった名前のある先生は予約が取りにくかったり、1レッスン辺りのレッスン料が高いので毎週通うのは難しくなるかもしれません。 歌のレッスンは週1回が目安ですが、レッスン料の相場としては1レッスン45~60分で5000円~といったところでしょうか。 もちろんこれより安い場合もあるし、高い場合もあります。 有名な先生だと、倍以上かかることもあるかもしれませんので、お母さん方も覚悟が必要です。

しかし、有名な先生でレッスン代が高いからレッスンは月に1回にしよう!というわけにもいきません。 なんでもそうですが、続けてレッスンを受ける事が上達するためには必要だからです。 これには、まず子ども本人のやる気も絶対的に必要になってきます。 まずは親子でよく話合って意志を固めてから取り組む必要がありそうです。

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