最近読書をしましたか?
この質問に「はい」と答えられる人は、どのくらいいるでしょうか?
最近の世の中はインターネットが普及したことにより活字離れが進んでいます。 昔は、朝になるとお父さんが新聞を読んでいるのが普通の時代でしたが、 今やニュースまでもインターネットで見ることが可能な時代・・・。
しかし、読書の大切さは、今も昔も変わらないのです。
でも「うちの子供はなかなか本を読まないの・・・」というお母さんも多いでしょう。
小さなうちから子供に読書を好きになってもらう方法はあるのでしょうか?
●読書することで身につく力とは?
・集中力がつく
活字を読んでいる時は、誰しも静かですよね。 そういった静かな自分だけの時間を過ごすことで集中力が身につくのです。 小学校、中学校にあがると授業中集中していかなければなりません。 まだまだ小さい時から、読書によって集中力を養っていくことは重要なこととなります。
・言葉が豊富になる
活字を通して、様々な言葉を覚える事になります。 また、読んでいくうちに読めない漢字が出てくると自分で調べる習慣がついたり、 今後の国語力にも良い影響を及ぼします。また学力向上にも繋がるでしょう。
・想像力が豊かになる
幼少の頃に読む本にはイラストがついていることが多いですが、 小学生や中学生頃になるとほとんど活字だけの本が多いです。 少ないイラストによって、自分の想像力を膨らます力が身につきます。
・他人の気持ちが理解できるようになる
読書を通じて、周りの力を読み取る能力がついてきます。 例えば 「このセリフを言った時の主人公の気持ちはどうなのだろう?」 「こういうことをされたら自分はどう感じるのだろう?」 など、自分だけでなく周囲の気持ちを理解できる事にも繋がります。
●子供を読書好きにさせる方法とは?
・毎日決まった時間、読書にあてる
一日のうち一定時間を読書の時間にあててみましょう。 毎日決まった時間に読書をすることで自然に読書に対する抵抗がなくなっていきます。
また、親が一緒に読書をするのもお勧めです。 その時間は家族がみんな読書の時間・・・というのも習慣化していいでしょう。
・自分の好きな本を選ばせる
お母さんがついやってしまいがちなのが、自分で本を選んで子供に読ませること。 でも、子供が読書好きになるためには、まずは子供自身が興味を持った本を読ませてみましょう。
本屋さんに行って、子供に好きな本を選ばせてみることから始めてみませんか?
・幼少時には親が読み聞かせすることも効果的
小さいお子さんは、絵本を見ても読めないことが多いです。 お母さんが、読み聞かせによって本の内容を読んであげることは すごく興味深いものです。
また、読みながら「主人公はこうだったけど、あなたならどうする?」とか、 本の中に犬が出てきたら「うちのワンちゃんと似ているわね」などと、 子供の頭の中のイメージを膨らませてあげると本に対しての 興味が膨らんでくるでしょう。
・子供に読書の感想を話させてみる
大人でも子供でも、本を読んだ時の感想というものは、必ず頭の中に浮かびますよね。 その気持ちを口に出させてみることがお勧めです。
また「お母さんにも本の内容を教えて」と言って、子供に本について 語らせてみましょう。 本の内容がすっーっと頭に入ってくる読み方をしていると、自然にストーリーを 覚えているものです。
また、本の感想を親と共有する時間も親子にとって重要な時間ともなります。
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2024/11/22 更新