[学習全般]「子どもの集中力が続かない」集中力の伸ばし方はあるの?

「子どもの集中力が続かない」集中力の伸ばし方はあるの?

2015/02/18

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子どもの集中力について悩んでいるお母さんは多いですね。

何をするにも、集中力があれば上達も早くなります! お稽古や勉強の時間だけでも、集中してほしい!と思ってしまうのが、親心。 とは言っても、大人でも集中力を保って仕事をするのは難しい事です。 小さな子どもならば、その集中力を保つのはさらに難しい事になります。

そもそも、子どもの集中力はどのくらい続くと言われているのか知っていますか? 子どもの集中力は「年齢プラス1分」と、言われています。 4歳の子どもなら、プラス1分で集中力は5分だけ。 7歳の子どもなら、プラス1分で持続できる集中力は8分だけということになります。 あくまでも、一般的に言われている数字なので参考程度に目安にしてくださいね。

この数字を見てもわかるように、子どもに集中力を求める事自体が難しい事とわかります。 そんな子どもに「ちゃんと集中して!」と言葉で言ってもわかるはずがありません。

そもそも、子どもは「集中」の意味がわかりません。 言葉で教えたとしても、本当の意味を理解しているかはわかりません。 まずは集中している状態を子どもが体感し、本当の意味で理解することが大切です。

お子さんが時間を忘れて没頭するような事はなにかありませんか? お母さんが声をかけても気付かないような、まさに集中している状態です。 勉強やお稽古のレッスンの限りません。 ゲームをしている時でもいいです。 遊んでいる時でもいいです。 テレビを見ているときでもいいです。

基本的には、楽しい時に没頭しますよね。 まずは、その楽しい時に一生懸命になってしまう状態が集中している状況だと、言葉の意味を教えてあげましょう。 言葉だけでなく、子どもが体感したことのある事柄で身近に感じるように教えてあげることが大切です。

お子さんが言葉の意味を本当に理解してから、「集中している」、「していない」の話ができるようになりますね。 さて、そんなお子さんの集中力を伸ばす方法ですが、少しずつ集中している時間を伸ばしていければ、自然と集中力は伸びていきます。

最初は、5分でもいいので何かやる時間を決めてしっかりと時間を区切ります。 宿題でもいいですし、その他のお勉強でもいいです。 ピアノの練習でもいいです。 最初のハードルを低めに設定して、「できた!」という達成感を与えてあげましょう。

この時に、しっかりと時間を区切ることが大切です。 テレビや周りの音が耳に入らないようにします。 本当に集中すれば、テレビの音も周りの人の声も気にならないはずですが、最初は静かな環境から始めた方がやりやすいでしょう。

また、この時にお母さんも一緒に何かをすると、子どもは「やらされてる感」がなくなるのではないでしょうか? お子さんが勉強するなら、お母さんはお仕事をしたりするなど頑張っている姿を見せてあげてください。

お子さんには宿題をさせて、お母さんはテレビを見てる・・・・なんて事はやめてくださいね! 説得力は全くないですし、テレビが気になって集中どころではありません。 ダラダラと時間を過ごすことはやめましょう。

最初は、お母さんも一緒になって取り組んであげることが大切です。 お母さんは自分の時間がなくて毎日大変かと思いますが、子育ては何十年も続く事ではありません。 1年後には違う悩みが浮上していることでしょうね。

今しかできない教育もあります。 今のお子さんの成長を楽しみながら、優しく見守ってあげてくださいね。

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2024/05/01 更新