[投資全般]【投資信託どう選ぶ?】分配型と無分配型 為替ヘッジあり?なし?

【投資信託どう選ぶ?】分配型と無分配型 為替ヘッジあり?なし?

2014/05/14

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投資信託を選ぶ場合に、必ず迷うことがあります。

たとえば・・・

分配型を選ぶか、無分配型を選ぶか?
為替ヘッジありを選ぶか、なしを選ぶか?
 
これを考えてみましょう!
 
1.分配型か無分配型か?
 
まず、分配型と無分配型のどちらが良いかを考えましょう。

最近の投資信託が人気を得始めたのは、「毎月分配型」「毎月決算型」のように、しょっちゅう投資家の手に「お小遣い」を握らせるやり方のおかげらしいです。

つまり、毎月、配当金がもらえるものが、「毎月分配型」「毎月決算型」というものです。

一方で、「無分配型」というのは、解約するまで分配金がもらえないファンドのタイプです。また、「毎月~型」でも、「再投資コース」を選ぶと、分配金は、都度元金に組み入れられます。
 
2.分配型・無分配型のメリット・デメリット
 
★分配型のメリット
これは、やはり定期的にキャッシュが戻ってくるのがメリットです。年金代わり、と言うべきでしょうか?特に高齢の方には人気のようです。
 
★分配型のデメリット
分配型のデメリットには、大きく三つあります。

①分配金(普通分配金)は、出るたびに、20%の源泉徴収税がかけられます。ですが、赤字のときに、税金が戻ってくるわけではないので、解約時にだけ税金がかかる「無分配型」に比べ、税金の支払額は多くなりやすいです。

②分配型の投資信託は、運用成績が悪く、もし元本を割っていても、分配金を出す場合があります(というか、ほとんどがそうです)。この場合は、自分の出した元本の一部が払われているだけです(これは「特別分配」と呼ばれ、税金はかかりません。税金がかからない分配金だ、と喜ぶ方もいますが、当たり前ですよね、元々自分のお金ですから)。このことに気がつかずに、元本はそのまま残っている、と誤解する方が、特に高齢者に多いです。

それで、解約したら元金割れにびっくり!急いで金融機関に電話したら、「何言っているんですか?これまで受け取ってきたのは元金の一部なんですよ!」と言われ、腰が抜ける、というケースも多々あります。

③分配型は、再投資されずにどんどん資金を外に出すので、運用資産が徐々に減り、効率が悪くなる、あるいは運用リスクが高まる可能性があります。

★無分配型のメリット
自動的に再投資していくので、うまくいけば、効率のよい運用ができる。
 
★無分配型のデメリット
解約するまで資金がずっと拘束されている。
 
というわけですから、分配型の投資信託には注意しましょう。もらっているのは利益や利息ではなく、元の自分の元金なのかもしれません・・・。

次ページでは為替ヘッジのありなしについて解説いたします。

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2024/12/05 更新