教育[725]

ダンスをすれば運動神経は良くなるのか

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執筆者:門衛 教育運営チーム

お子さんがそろそろ習い事を始める年齢になると、どんなお稽古をさせようか迷ってしまいますね。

お稽古と一言で言っても、その種類はさまざまです。 くもんや塾などのお勉強系から、水泳や体操、サッカーなどの運動系。 または、ミュージカルやお絵かき教室などの芸術系です。

お子さん自身がどんなタイプかによってお稽古を決める方が多いと思いますが、どんな子の成長してほしいかな、というお父さん、お母さんの希望を込めてお稽古を決める場合もあるでしょう。

子どもの成長は大人がビックリするほど早いです! どんなことをやらせても、可能性は無限にあります! 近年の子どものパワーのすごさに驚かされるのが、ダンスの技術です。

テレビの特集でもスーパーキッズが取り上げられていたりと、大人顔負けの技術を身に付けることが可能です。 もちろんテレビで特集されているような子ども達は、プロ並みの練習量をこなしてきています。 まさにダンスに懸けている生活と言えます。

お母さん達のサポートも、普通のお稽古とは比べものにならないほどです。 まぁ、そこまでは目指さないにしてもダンスを習わせていたら運動神経もよくなるのかな?と思いますよね。

別に将来ダンサーを目指しているわけではないし、楽しく身体を動かして運動できる子になったらよしかな!と考えるお母さんも少なくないでしょう。 何かのスポーツに限らず、運動全般に対応できる運動神経があるといいですよね! しかし残念ながら、ダンスで運動神経はあまりよくはならないでしょう。

ダンスを仕事にしているダンサーでも、運動神経はすごく悪い!子ども時代は運動が嫌いだった!というタイプの人が少なくありません。

意外ですよね。 実際に走るのが遅かったり、ボールを投げさせるととんでもない方向に飛んでいったりします! なかには、なわとびで二重飛びができないという人もいますね。 逆に言えば、運動神経がさほど良くない子どもでも、ダンスだけは出来るようになる可能性があります。

我が家は両親共に運動神経が良くないから、きっとこの子も運動が苦手だわ・・・と思う方は、お子さんにダンスをさせてみるといいかもしれません。 他のスポーツでは味わえなくても、身体を動かす事による達成感を得られるかもしれません。

ダンスを習うと、リズム感はよくなります。 長時間動くことで、持久力もつくかもしれません。 1曲でもダンスを踊りきるのは、想像以上の体力が必要になってきます。

元々運動神経の良い子の方が上達は早いですが、運動神経が悪くても問題はありません。 ダンスを続けていると、表現力も身に付きます。 発表会でパフォーマンスをする機会があれば、お客さんの前で踊るという経験で度胸も鍛えられます。 お友達やチームメイトと触れ合う事で、協調性も身に付くことでしょう。

ダンスを始めることは、運動神経を良くする!という事以上に多くのメリットがあると言えます。 なんでも、楽しく続けられることが大切。型にはめる様なお稽古ばかりではなく、自分を表現するような場所をお子さんに与えてみてはいかがでしょうか?

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