[芸術・音楽・ダンス]【未来を見据えた習い事】10年後にも使えるダンスとは?

【未来を見据えた習い事】10年後にも使えるダンスとは?

2015/02/24

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近年、お稽古事のなかでも人気の高いダンス。 たくさんのジャンルのダンスがあり、お稽古としてジャンルを選ぶのも一苦労です。 せっかくお月謝を払って習わせるのだから、楽しく上達してもらいたいと思うのは親として当然です。 その上、将来的にもダンスが上手く踊れたら素晴らしいと思いませんか?

クラシックバレエやピアノは「1日休むと3日分の遅れになる」という言葉があるほど、毎日の練習が大切です。 つまり、途中でお稽古をやめてしまうとだんだんできなくなっていってしまうお稽古なのです。 なんでもそうかもしれませんね。 やめたら上手になりっこないですし、下手になっていっても仕方のない事かもしれません。

しかし人間は一度習得したら忘れない事もありますよね。 自転車がその有名な例です。 自転車は3年乗らなくても、すぐに乗りこなすことができます。 ずっと乗ってないから、自転車の乗り方忘れちゃった!という話はあまり聞かないですよね。 久しぶりだとぎこちない時間があるかもしれませんが、乗り方は一度覚えたら忘れません。

同じことが言えるのが水泳です。 水泳も一度習得すれば、一生自分の技術として使えます。 自転車よりは日常的に披露する機会が少ないので、久しぶりに水に入るとぎこちないかもしれません。 が、コツを取り戻せば身体が覚えているのですぐにまた泳げるようになるのです。 そう言った意味では水泳は習わせ甲斐のあるお稽古と言えるかもしれませんね。

さて、ダンスの話に戻りますが、ダンスも基本的には練習が大事です。 毎日の積み重ねでだんだんとできるようになっていくものです。 そんなダンスでも、1つだけ自転車や水泳と同じように、一度習得したら忘れないと言われているジャンルがあります。

あまり子どものお稽古事としてメジャーとは言えませんが、タップダンスです。 タップは一度習得したら、何年やらなくても、またすぐにできる唯一のダンスかもしれません。 もちろん、久しぶりであればコツを取り戻す時間は必要かもしれませんが、比較的すぐに思い出すでしょう。 最近は子役ミュージカルのアニーでもタップキッズというタップ専門の子役がいて、注目を集めてきているのではないでしょうか。 子どものお稽古としてもだんだんメジャーになっていくかもしれません。

そもそも、タップは外国人がドラム変わりにリズムを鳴らし始めたことが始まりと言われています。 先生の方針にもよりますが、そもそもは自由に音を鳴らすダンスなのです。 もちろん、決まったステップはあります。 覚えることもたくさんあります。 しかし、クラシックバレエのように歴史や伝統を重んじるダンスのジャンルではありませんので、子どもの感性を伸ばすのにも向いているダンスかもしれません。

身体全体でリズムをとり、足だけではなく手も使います。 まさに身体全体を使って表現し、自分自身で音を奏でることもできる唯一のダンスです。 他のダンスよりもリズム感がつくでしょうし、耳も鍛えられるでしょう。 タップダンスは音楽としての要素もたくさん詰まっているので、いろいろな方面の可能性を広げてあげられるダンスなのかもしれませんね。

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