数年前から中学校の体育で必修科目ともなったダンス。 水泳や体操のように、ダンスをお稽古で習っているという子供も少なくありません。
では、いざ自分の子供がダンスを習いたい!と言ったときに、どのようにしてお教室を探すとよいのでしょう? まず、ダンスと言ってもいろいろなジャンルがあるので要注意です。 お子さんがどんなジャンルのダンスを習得したいのかによって、選ぶお教室は変わってきます。
ダンスのジャンルは、クラシックバレエやジャズダンスから、ヒップホップやロックダンス、またはハウスというジャンルもあり、それぞれ身体の使い方に特徴があります。 ジャズダンスをイメージしていたのに、ロックダンスのお教室に入ってしまうと、「ちょっと違う・・・!」となってしまいます。 学校の授業の対策でお稽古を始めたいならば、ヒップホップというジャンルになるでしょう。 お母さんが違いがよくわからないのであれば、最初はイメージさえ持っていればOKです。 こんなダンスを踊りたい!と先生に相談してみましょう。
最初は、近所のダンス教室でもよいです。 お友達が習っているスタジオでもよいでしょう。 そのスタジオの先生に、「○○(歌手やアーティストの名前でもOK)みたいなダンスを踊ってみたいです!」と伝えてみてください。 先生はすべてのジャンルを理解しているはずです。 ご自身で教えていないジャンルでも、どのようなダンスなのかは理解しているはずなので、どんどん相談してみてくださいね。 お子さんがやりたいジャンルのダンス教室を選んであげるのは、お母さんの大切なお仕事です。 お子さんのイメージをしっかりと聞いてあげて、楽しくダンスできる環境を作ってあげてくださいね!
また、スタジオ選びで大切なのが、何を目指しているのか?という事です。 いまや子供でも天才ダンサーと呼べる程のレベルのダンサーもたくさんいます。 ダンスをお稽古として習うことにより、将来ダンスを仕事にしたいのか? どこまでのレベルを目指しているのかを現段階で構いませんので、明確にしましょう。
歌手などのアーティストになりたい、とか、アイドルになりたいからダンスを始めるのか。 ミュージカルの舞台で踊りたいからダンスを習いたいのか。 お仕事とするためにダンスを本気でやる子と、楽しみたいだけの子では、選ぶスタジオが変わってきます。
楽しみたい!発散させたい!という理由でダンスを始めるのももちろん歓迎してくれるはずです。 そもそもダンスは楽しむものですからね。 しかし、プロを目指す子には、それなりのスタジオを。 楽しみたい子には、毎年大きな発表会をしているスタジオを選んでもいいですね。
まずはお友達と同じスタジオにしたり、近所のスタジオを選ぶのもいいでしょう。 中には、最初はプロを目指していなかったけど、途中でプロを目指し始める子もいます。 ダンスの本当の楽しさを知ってからでも、全く遅くはありません。
プロ志向のスタジオでなくても、そこで習ったことはもちろん子供達の糧になります。 途中で進路が変わったら、またスタジオを変える必要があるかもしれませんが、一緒に探してあげてください。 お子さんのやる気と、能力を伸ばすためには、その時々でその子に合った環境を選んであげることが大切なのです。
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