皆様は、ファイナンシャルプランナーの方に自分のお金のことに関してご相談したことがありますか?
ファイナンシャルプランナーは、皆様にご自身の家計や将来設計についてお聞きして、皆様の人生を一緒に考えていきます。皆様のライフデザインに基づいてライフプラン表を作成し、今後ライフイベントにかかる費用と収入を検討しファイナンシャルプランを立てていきます。
その際にファイナンシャルプランナーとともに最後に作成していくのがキャッシュフロー表です。通常は、ライフイベント表を前提として、ライフイベントの表の下に、収入や費用が計算されて記入されます。
実は、キャッシュフロー表、初めて見る方にとってはわかりづらいものです。特に、生命保険など加入済みの保険を盛り込むと複雑になります。
しかしながら、万が一の時の必要資金計画を考えたり、万が一の時の年度別収支表を作成したり、老後の公的年金制度についても考えるとおのずと必要な生命保険が浮かび上がることもあります。
最近は自動作成ソフトも出てきていますが、作成した表を理解するのが大変です。しかしながらこのように表を作成しますと、生命保険に入りすぎているかどうかが一目でわかります。特に万が一の時の年度別の収支をグラフ化すると、生涯のどの時期に生活が苦しくなるか、老後は貯蓄できているだろうか、ということが俯瞰できるようになります。
ちなみに、キャッシュフロー表を作成して、ご質問が多いのは、次ページのような点です。