住宅[373]

ハザードマップの使い方【自分たちのため、街のため】

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執筆者:高田 和政
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次は自身の家や行動が他の人の避難を阻害していないかどうかも考えてみましょう。

敷地内のプライバシーを保つためにと設けられた、高さの高いブロック塀は地震で倒れ、危険なだけでなく、避難のための道路を塞いでしまうことになるかもしれません。

外からの視線を遮るのであれば、生け垣などで造れば、そのような危険性がなくなります。

避難者だけでなく、避難者を救助する作業車についても考えておく必要があります。

道路にはみ出して車を駐車している様な事はないでしょうか。

敷地の大きさや通路の狭い地域ではより起こりえることであり、救急車や消防車などの緊急車両の通行の妨害になります。

自然災害に強い街づくりの為には、個人が避難を想定しているだけでなく、皆で避難するということを意識した、個人の日常の心がけがなければならないと思います。

 

 

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