住宅[373]

円満に不動産相続を迎える方法

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執筆者:高田 和政
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次に自宅不動産以外の土地や建物はどのように利用すればよいでしょうか。

賃貸物件を建て、そこからの収益を等分するという方法があります。

その場合、建設資金を誰が負担するのか、またその後の建物維持管理者やその修繕費、不測の事故による危険負担まで確認しておく必要があります。

これらの行為は、身内に専門家などがいる場合はスムーズに出来ますが、そうでない場合は不動産会社による「一括借り上げ」という方法があります。

土地を定期借地権で不動産会社に運用してもらうという方法です。

建物の計画からその家賃収入管理までしてもらえるので、土地を活用するには一番便利なのではないでしょうか。

ですが、様々な建物管理の煩わしさがなくなる反面、不動産会社に相当の管理手数料を支払う必要があります。

入居率の高い物件ならばそれでもよいのですが、いずれにせよ不動産を上手に扱うにはそれなりの知識や経験が必要です。建設資金や償却年数を整理した上で設計事務所に相談してみるのもひとつの方法かと思います。

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