仮に固定資産税や都市計画税等が平均で毎年8万円掛かるとします。(住宅借入金特別控除等の税特例は考慮しない。60年間の平均値とした場合)総支払額は98,135,000円となり、賃貸でも分譲でも大きくは変わりません。
50年後に建て替えを選択した場合、資産と負債を受け継ぐ者がある場合はローンを組むことができます。住まずに転貸してもよいし、建替え後に売却すれば売却益が出ることもあります。建て替えを選択しなかった場合で、売却する場合は、資産価値が下がるため安く売らざるを得なくなります。
ローンは60歳で返済が終わるため、管理費と修繕積立金だけになり年金でも生活は楽に感じるのではないでしょうか。
このシュミレーションでは、歳をとってからの建替えの煩わしさを避けたい場合は賃貸、資産を残したいと考える方は分譲となります。正解は人それぞれの価値観で決まります。