ついつい、こんな言葉を子どもの前で口にしていません?
「これ超可愛い」
「超美味しい」
「ぶっちゃけ、驚いた」
「むかつく」「やばい」「まじ」
「っていうかあ・・・」「私的には・・・」「やつ」
「はやく、立っちしなさい」「お母さん指」などの幼児語
さらに上級編ですが、次のように誤って使っている親もいます。
「全然、美味しい」
「凄い 綺麗」
どこがおかしいかわからない人は要注意です。「全然」は否定形に付く副詞です。「全然、おいしくない」「全然、痛くない」は誤りではありません。しかし「全然、大丈夫」「全然、きれい」は間違いです。
「すごい」は「凄」という漢字「にすいにつま」だから語源は「おぞましい」「おどろおどろしい」の意です。ですから「凄くまずい」「凄く汚い」はいいのですが「凄く綺麗」「凄く美味しい」は使い方として誤りです。
また「美味しい食べ物」「美しい人」と「~い」の形容詞は名詞につきます。ですから「凄い汚い」は誤りで「凄く汚い」と副詞的に使うか、もしくは「凄い犬の糞が落ちていた」が正しい使い方です。
また、わが子に対して「お弁当を作ってあげました」と「あげました」と使っている人、他人の子どもならまだしも、身内に使う言葉ではありません。