小さい頃からとにかく英語だけはやらせなくちゃ、国際化社会に取り残される・・・と焦っていらっしゃる方いませんか?
2人の子供たちが中学3年と小学6年生になってみて、子どもたちにとってどんな英語学習法がよかったのか?ということがわかってきたのでこちらで書かせていただきますね。
ズバリ、英語は聞いてわかる耳を育てることがまずもっての第一歩だということです。
ご両親が英語を話せなくても、日常的に英会話をするご家庭でなくても、英語が耳から入ってくる環境は工夫次第で作り出すことができます。
もちろん、英語教室などに通わなくてもそれは可能です。
私が子供たちに実践したのは
*英語のお歌のCDを日常的にお部屋や車の中でかける(マザーグースやWee Singのシリーズなど)
*絵本の朗読CDを英語で流す(日本語の人気な絵本なども昨今は英語版がたくさん出ていますね)
*英会話のCDを流す
などです。実際はこれにプラスα、主人も私も英語を身近にした仕事なので、私たちが英語で語りかけたり、英語で絵本の読み聞かせをしたりということもありましたが、下の娘は息子ほどこういった時間をもたなかったにも関わらず、現在二人とも英語を聞く事はまったく苦にならないようなんです!
聞いてさっぱりわからないと、英語から疎遠になってしまいます。
学習することも興味を持つことすらもなくなってしまいます。
英語のお歌も単に耳障りになるだけ・・・・
お子さんが小さいうちに、できれば3-4歳になるまでに、たくさん耳から英語を聞くという体験をさせてあげてください。
わかっているのか、わかっていないのか確かめる必要はありませんよ。
無理にしゃべらせる必要もありません。
ただ、食事の時、ドライブの時、お風呂の時などに英語を聞く。
これを習慣にしてあげることで、英検のリスニングはほぼ完ぺきというほど力がつきました。
この夏に娘が一ヶ月オーストリアへ行った時にも、ほとんど英語は話せなかったにも関わらず、ホームシックにもならず、何とかコミュニケーションをして帰ってきたのは、この「聞く力」が備わっていたからだと確信してます。
聞いてわかるから不安じゃない。聞いてわかるから身振り手振りでコミュニケーションを取ろうと前向きになれる。
中学で本格的に英語を学ぶ前段階はこの程度で良いのではないでしょうか?
あくまで私個人の考えで、英語教育の専門家でもないので、全員の方にあてはまらないかもしれないんですが、何から始めていいのかわからないという方は、是非、耳から英語を入れてあげてください。