教育[725]

オススメ「英語の参考書」高校3年生編

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執筆者:門衛 教育運営チーム

高校3年生といえば、いよいよ受験生という年ですね。1・2年で勉強を怠っていた人もさすがに重い腰を上げざるを得なくなりますよね。

しかし、いざ受験勉強をすると言っても、「何からやろう」「何を買えばいいんだろう」と途方に暮れてしまう人も多いのではないでしょうか?

今回はそんな受験生のために最適な参考書をオススメしていきましょう。

<単語編>

受験の英語と言ったらやっぱり「単語」ですよね?単語はないよりはあった方が絶対に有利に働くものです。特に目指す大学のレベルが上であればあるほど、多くの単語を持っている人が有利になると言っても過言ではありません。

そこで1冊は携帯しておきたいのが単語帳です。よく「どの単語帳がいいか?」という質問を受けますが、基本的には単語帳に大きな差異はありません。

最も定番のものだと「ターゲット1900」などがありますね。これは「単語→意味」という「知識」をストックしていくタイプの典型的な単語帳です。

他には英文の中で単語を覚えるタイプの「速読英単語」、「システム英単語」など、さまざまなものがありますが、単語帳によって合格に違いは生まれませんから、自分で実際に手に取って相性の良さそうなものを1冊選びましょう。

<文法編>

英文法は1・2年でも学習していますが、それでもやはりほとんどの受験生はいざ文法問題を単元をバラバラにして出題すると忘れていることが多いようです。

ですが、もう一度、文法書をじっくり読んでいる余裕はありません。なるべく問題を解きながら知識を取り戻していきましょう。

そのためにオススメの問題集は「英文法・語法1000」です。こちらは単元別にはなっているものの、そこまで簡単な問題というわけでもなく、基本的な問題から発展的な問題まで幅広く掲載されています。

また4択問題での出題なので電車の中などでさらっと解くことができるので、手間がかかりません。間違えた問題の横には×を書いておき、それを何周も繰り返していけば、×がたくさんつく問題が出てきます。それがあなたの「弱点」となりますので、徐々に文法力が固まっていくのがよく分かります。

また4択以外の問題形式にも慣れていきたいという人は、東進ブックスの「英文法レベル別問題集」などを使用してもよいでしょう。こちらはレベルが6段階になっているので、自分に合ったレベルから始めることができ、しかもさまざまなタイプの問題が収録されているので、幅広い文法力が身に付きます。

<読解編>

大学受験の英語と言ったら、やはりメインとなるのは読解問題でしょう。いくら文法を誰にも負けないくらいマスターしたとしても、読解力がなければ結局受験に打ち勝つことはできません。

では、読解問題は何を使っていけばよいのでしょうか?

こちらも文法同様、東進ブックスのシリーズを使うのも良いかもしれませんね。読解問題は文法問題以上に説明の仕方が分かれるものです。

例えば「パラグラフリーディング」をメインに説明する人もいれば、「精読」をメインとする人もいますので、これはやはり自分に合ったタイプの長文問題集を手に取ることをオススメします。(とはいえ、上記の参考書も一読してみてください)

<そして何より過去問対策>

さまざまな問題に取り組んで、夏以降になってきたらいよいよ過去問対策をしなければなりません。

「ある程度力がついてきた」という実感が得られたら、過去問を手に取ってみましょう。最初は時間配分などで苦戦することが予想されますが、徐々にスピードを付けながら、合格ラインを取るためにどういった戦略を練ればよいのかをじっくり考えてください。

受験生の英語学習において参考書の中でも最重要なのが「過去問」なのですから、志望校という「敵」を倒すために、過去問を購入して(最低でも第3志望までは買いましょう)、研究を重ねてください。

そうすればワンランク上の大学でも合格を勝ち取れる確率が高くなってきます。

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