5年後(早ければ一部地域で3年後)、英語が教科として取り入れられたときに英語を好きになってほしい、楽しいと思えるようでいてほしい。そんなママたちの気持ちを先取りして、ここでは英語を学ぶためのQ&Aを紹介します。
A:
入塾半年後、1年後の成長を見せてくれる教室を選びましょう。お子さんも行きたいといえばOK。
口コミで評判がよければ、まずはいい教室でしょう。講師がネイティブかどうかにはこだらわらない方がいいと思います。重要なのはその教室で子どもが成長できることです。
体験授業はどこの教室でも行っていますが、教室に入って半年後、1年後の子どもたちの様子も見せてくれる教室がおすすめです。きちんとしたティーチングの方法論があり授業に自信のある教室です。親子で見学してお子さんが興味を示したら決めていいと思います。
せっかくお金を払うのですから、子どもに英語の力がついているのかどうかわからない教室は避けたいですよね。
A:
英語は発音とリズムが大事です。暗唱することで身につくでしょう。
英語のセンテンスは必ず強弱のリズムが伴います。強弱、強弱弱というようにです。強強、となることはありません。What time is it now?というセンテンスは、「What」と「time」が強強というリズムにならないのですが、日本人だとどうしてもどちらも強く発音しがちです。
CDなどで英語圏の人の読み方を聞いて真似をすると自然と英語の発音とリズムが身につきます。意味がはっきりをわかっていなくても、その後何かの折に暗唱文が口をついて出てくることはあり得ます。ただし、お子さんが嫌がるような暗唱の無理強いは禁物です。
A:
あります。フォニックスを早期に学習すると「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく習得できます。
日本語は1文字1音ですが、英語はそうではありません。「a」は日本語なら「あ」と1音ですが、英語は何種類もの音があります。「apple」と「ate」(eat:食べるの過去形)では後に続くスペルによって「a」の発音が違ってきます。
また日本語は必ず母音が子音とセットになっていて、子音だけの音はありません。でも英語は子音も1音です。「street」等、子音連結の言葉は多くあります。「s」「t」の間には(「う」の)母音は絶対に入りません。
フォニックスはこのようなスペルと音の規則性を学び、スペルを見ただけで発音を類推できるようにする学習法です。フォニックスで学習すると英語をローマ字のように読まなくなり、スペルのミスも減ります。
A:
ネットショップで衝動買いをしたり、ママがひとりで決めて購入したりすると、子どもが全然反応しなかったなど、失敗しがちです。
だから英語の本を選ぶときは、親子や家族で、ぜひ書店に足を運んでほしいと思います。大きさや重さ、手触りなど、実際に手に取ってみないと、子どもがどんなものに関心を示すのかわかりません。
また、ママがこれなら一緒に楽しめそうと思えるものを選ぶことも大事です。どんな良書でも、ただ与えるだけでは、子どもはなかなか楽しめません。まずはママが関わる。それが、英語本に親しむ大前提です。