教育[725]

税の作文 上手な書き方とコツ

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執筆者:馬場 猛寿
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いよいよ子どもたちにとって待望の夏休みが始まります。しかし、夏休みは子どもたちにとって「大きな楽しみ」であると同時に、「夏休みの宿題」という「大きな十字架」を背負わされる時期でもあります。

特に「税の作文」は、毎年夏休みが終わるギリギリまで残して、「何を書けばいいかわからない」と教室にもって来る子があとを絶ちません。
 
そこで今回は、私が毎年子どもたちに「税の作文」を書かせるためにしているアドバイスをいくつかご紹介します。
 
【STEP1】税について知る!
 
「税」と一口に言っても、消費税、住民税、所得税、法人税、固定資産税、相続税など、世の中には様々な種類の税があります。

分類の仕方も「直接税と間接税」「国税と地方税」など納め方や納め先で変わります。おそらくこの課題を出す学校側の意図でもあると思うのですが、まずは「税の種類」「税の使われ方」について調べる必要があります。
 
インターネットで「税の種類」「税金の使われ方」で検索すると、子ども向けにわかりやすく説明してくれているサイトが見つかるはずです。
 
自動車やガソリン、お酒やタバコには消費税以外の税が加えられ、温泉にまで税がかけられていることを知ると、少し世の中のしくみが見えてきます。

いつも通っている学校、スポーツをするグラウンドや体育館などの施設も税をつかって建てられ、管理され、先生や町のお巡りさんなどの給料も私たちが納めている税金から支払われている、ということを知ると、「税」が少し身近に感じられるかもしれません。
 
まずはこうした「税」について調べ、知るところから始めましょう。

次ページ以降では「テーマの決め方」、「書き方」「締めくくり方」を解説いたします。
※最終ページではサイト内にある「税に関する記事」のリンクもあります。

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